誰からも必要とされてない
そう思い始めたのは中学の時
両親はあたしが小学生のときに事故で死んだ
友達もいない
もちろん彼氏もいない
クラスの人からは影キャって思われてた
朝起きてご飯食べて学校行って授業受けて帰って寝て。。
その繰り返し
だから
濱田 美樹
待っててね、
濱田 美樹
今お母さん達のところ行くから
濱田 美樹
ん、こ、ここは、、
濱田 美樹
ど、こ。。?
濱田 美樹
ていうかあたし、飛び降りたはずなのに。。
???
ここは「opinion」
???
俺はガスパイロ
ガスパイロ
おまえの名前はなんだ。
濱田 美樹
え、えっと。。?
濱田 美樹
わ、私は
濱田 美樹
は、濱田 美樹です
濱田 美樹
一個教えて欲しいんですけど、
濱田 美樹
私は死んだんですか。。?
ガスパイロ
いや、生きてる
ガスパイロ
飛び降りる直前に俺が助けた
濱田 美樹
え、、、、
濱田 美樹
なんで、なんで、
濱田 美樹
私はお母さん達のところに行きたかっただけなのn
ガスパイロ
おい、
ガスパイロ
おまえ今お母さん達と言ったか?
濱田 美樹
え、は、言いましたけど
ガスパイロ
濱田。。濱田。。
ガスパイロ
まさか。。
濱田 美樹
どうしたんですか
ガスパイロ
ちょっと来い
濱田 美樹
え、ちょ、ちょっと
ガスパイロ
いいから来い!
濱田 美樹
は、はい
あたしはガスパイロさんに連れられて暗い道を進んでいった
濱田 美樹
あ、あのっ
濱田 美樹
なんで私はここに連れてこられたんですか?
濱田 美樹
ここはなんなんですか?
ガスパイロ
まず、
ガスパイロ
ここは殺し屋が集うところだ
濱田 美樹
え、は?
濱田 美樹
こ、殺し屋?
ガスパイロ
ああ。
ガスパイロ
人を殺すことを職業としている奴らだ
濱田 美樹
は、はあ。。
ガスパイロ
そういう奴らが
ガスパイロ
息抜きに来るんだ
ガスパイロ
ここにはたくさんの施設が設けられている
ガスパイロ
ボウリング、カラオケ、レストラン、ホテル。。
濱田 美樹
つまり、
濱田 美樹
あたしはそこで働くってこと。。ですか。。?
ガスパイロ
その通り
濱田 美樹
でも、なんであたしが?
ガスパイロ
おまえは殺し屋を相手にできるほどの
ガスパイロ
美貌と賢さを持っている
濱田 美樹
。。。。。。
濱田 美樹
び、美貌!?w
濱田 美樹
え。。?w
あたしの声は暗い道にこだました
ガスパイロ
何度も言わせるな
ガスパイロ
ちなみに、
ガスパイロ
俺はここのオーナー
ガスパイロ
俺の指示に従わないと
ガスパイロ
本気で殺される
ガスパイロ
じっくり痛みを感じながらな
濱田 美樹
。。は、はい
ガスパイロ
ああ、ついた
ガスパイロ
ここが
ガスパイロ
「opinion」だ
濱田 美樹
わあっ。。。
そこにはたくさんの楽しそうな人達がいた
見た目は。。。怖いけど
ガスパイロ
そして
ガスパイロ
おまえに見せたいものがある
ガスパイロ
着いてこい
私達は更に奥へと進んだ
濱田 美樹
広。。
そこには小さな部屋があった
ガスパイロ
おまえに見せたいのは
ガスパイロ
これだ
ガスパイロさんが見せてくれたのは
肖像画だった
そこに書かれていたのは
濱田 美樹
。。お母さんとお父さん。。?
だった