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ぺいんと
帰りの会が終わって
先生が教室から出ていった途端、らっだぁの後ろの席のぺいんとが声を上げた
その手にはオレンジ色の携帯ゲーム機が握られている
男子(使い回し)
女子(使い回し)
クラスメイトの男女達が携帯ゲーム機を持って一斉にぺいんとのところに集まっていく。
ぺいんと
ぺいんとがらっだぁの肩をポンと叩いた
らっだぁ
ぺいんと
らっだぁ
らっだぁは椅子に座ったまま机の上にほっぺを押し付け大きなため息をついた
らっだぁはぺいんとの持っている携帯ゲーム機を羨ましそうに見つめた。
ニンステは、子供から大人まで大人気の携帯ゲーム機だ。
何千種類ものゲームソフトが、ニンステで遊ぶことができる。
6年2組では、小さなドラゴンを育てて友達と対戦できる『ポケットドラゴン』というゲームソフトが流行っていた。
らっだぁの友達のぺいんとは、5年生の頃からニンステを持っていたし、
他の友達もほとんどが持っている。
ぺいんと
ぺいんとはそう言うと集まってきた男女達と一緒に携帯ゲーム機で遊び始めた。
ピコピコと言う電子音と女の子の笑い声がらっだぁの耳に入ってくる
その音が、らっだぁにはとても不快な雑音に聞こえた。
ぐちつぼ
ぐちつぼの声が教室に響いた
その声を聞いて、らっだぁの心臓の音が早くなった。
らっだぁ
らっだぁは、ぐちつぼを見て瞳を輝かせた。
ぐちつぼはさらさらの前髪を揺らしながらぺいんとの隣で携帯ゲーム機のボタンを押している。
ぺいんと
ぐちつぼ
ぺいんと
ぐちつぼ
ぺいんと
はしゃいでいる友達の声を聞きたくなくてらっだぁは教室から抜け出した。
学校からの帰り道、らっだぁは何度もため息をついた
頭の中に携帯ゲーム機で遊ぶ友達の顔が浮かんでくる
らっだぁ
らっだぁは仲間外れにされる自分を想像して体を震わせた
しかし、そんなことを言っても両親がニンステを買ってくれるとは思えない。
らっだぁは不満気に頬を膨らませて、空を見上げた
ギラギラと輝く夏の太陽が青い空にぽっかりと浮かんでいる。
らっだぁ
らだは早足で交差点を渡った
その時、近くの電信柱のそばに黒いモノが落ちているのに気づいた。
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