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この日、なんとなく 授業をサボろうと思った
ガチャッ
誰か、いる
kgm
私に気づき、こっちを見ているのは
kgm
kgm
kgm
kgm
kgm
両親や先生、クラスメイトなどからの 期待が重く、辛くなったらよく 授業を抜けてここに来るんだと 生徒会長は言った
kgm
kgm
有名企業のご子息であることは 小耳に挟んでいたけれど…
kgm
kgm
kgm
kgm
確かに、クラスの人に相談すると 失望されたりするかも…
ピコンッ♪
kgm
kgm
kgm
正直授業をサボる口実ができて ラッキーだ
kgm
翌日
ピコンッ♪
加賀美会長から連絡があった
「今日も昨日と同じ時間に屋上に来られますか?」
私は「OK」のスタンプを送信した
ガチャッ
kgm
kgm
kgm
kgm
kgm
kgm
kgm
kgm
kgm
会長は、涙を流していた
kgm
私は会長の背中をさすり続けた
kgm
kgm
会長は私の肩に頭を預けて泣いた
私は会長の頭を撫で続けることしか できなかった
次の日も、そのまた次の日も
会長は私を屋上に呼び出して ずっと私にだけ本音を零す
次の日も、次の日も
いつしか私は 毎日のこの時間が楽しみになって
会長が私にだけ話してくれるのが 嬉しくて仕方がなかった
そんな毎日を続けていたある日、 私は会長への恋心に気がついた
が、それは壊される
私は、次の日小テストがある教科の教科書を忘れ、 教室に取りに戻っていた
今日の晩ご飯何かな、なんて考えながら 足を進めていると 空き教室から声が聞こえた
橋本
この学校で1番美人だと有名な先輩が 誰かに告白していた
kgm
告白されていたのは加賀美会長だった
橋本
kgm
私は足音を立てないようにその場から離れ、逃げた
あんなにも可愛い先輩なんだから OKするに決まってると思って わかっていても返事を聞いてしまうのが嫌で その場から逃げた
今日は、呼ばれていない
呼ばれていないということは、 あの先輩と付き合ったんだ…
kgm
kgm
kgm
kgm
kgm
kgm
kgm
kgm
kgm
やめてください会長 これ以上好きにさせないでください これ以上…期待させないでください…
kgm
kgm
kgm
kgm
kgm
kgm
kgm
私じゃ駄目なんだ…
kgm
話しながら私の方へ歩いてくる
kgm
やめて
kgm
来ないで
kgm
聞きたくない
kgm
うるさい
kgm
いつの間にか私の目の前にいた会長
kgm
kgm
kgm
kgm
kgm
会長が私の後頭部に触れ 会長の額と私の額がぶつかる 会長と私の顔がほぼゼロ距離になる
kgm
kgm
kgm
kgm
kgm
会長が両腕を広げ 私は吸い込まれるかのように その腕の中に収まった
kgm
kgm
kgm
kgm
kgm
kgm
ハヤトさんが私の頭を撫でながら微笑んで そう答えてくれた。本当に、幸せな時間
𝑭𝒊𝒏.