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ごめんなさい

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ごめんなさい

1 - ごめんなさい

♥

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2020年03月07日

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お父さんが病気になった看病するのは私

私はお父さんが嫌いだ

子供のころから優しくしてくれた事なんてなかった

お父さんご飯食べるよ

お父さん

あぁ…った

自分で立てるでしょ?

お父さん

ごめんな鈴ちょっと待ってくれ…

早く立てよ!

お父さん

私はお父さんに強くあたっていた

仕事のこと

そしてお父さんが昔私につらくあたっていたから

仕方ないよね…お父さんが悪いんだから

自分で風呂いって勝手に寝てろ!

お父さん

わかっ…たよ…

数ヶ月がたった

病気が悪化していた

精神てきに追い詰められていたらしい

謝ろう…ごめんなさいっていえばいいんだ

ごめんなさいって

その言葉が私からでない

もうそろそろ謝ろう

お父さんの病室へ行く

心臓がバクバクしている

扉前で練習する

ごめんなさい

…ごめんなさい

扉を開けた瞬間

大きな音がなり始めた

ピコーンピコーン

お父さんが苦しそう

苦しそう

動いて私!

後ろから沢山病院の人が来る

怖さと信じられない気持ちで 足が動かない…

その時音が変わり

ピーとなった

病院の人

鈴さん田中 雪高さんおなくなりになられました…
手いっぱい頑張ったのですが…

そして私はお父さんのほうにいった

泣いたそしていった

もっと!もっと長く生きれるでしょ!

私を叱ってた気力はどこ行ったのよぉ!!

…お父さん…ひどいよ

ポロポロと涙が溢れる

……ごめんなさいっ!

起きてよぉ!!

私の声が届くことはなかった

けれど

ごめんなさい

って気持ちは伝わったと思う

でも本当に言うべき言葉は

お父さん

私を育ててくれて

ありがとう

終わり

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