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山中視点
山中柔太朗
朝起きると、俺の腕から太智が居なくなっていることに気がついた
山中柔太朗
山中柔太朗
俺は声が枯れるほど叫んだ 返事はなかった
山中柔太朗
靴はあった
最悪な想像が頭をよぎる
山中柔太朗
俺は急いで家から飛び出した
案の定 俺の勘は当たっていた
だいちはどこの誰だか知らない人たちに連れていかれそうだった
山中柔太朗
太智の目にはなんの光も宿っていなかった
生きているのかも分からない状態だった
山中柔太朗
だいちは何も聞こえてないようだった
俺は半ば強引に太智を家に連れ帰った
山中柔太朗
太智はソファーに座ってからなんの行動も見せない
これは何を言ってもダメそうだ
俺は温めたタオルを持ってきて泥がついた太智の足を優しく拭いた
太智に反応はなくただ、一点をぼーっと見つめている
仕方なく俺はお姫様抱っこで寝室まで運んでいき、今度はどこかに行かないように抱きしめた
山中柔太朗
太智は出会った頃からそうだった。いつも何かに怯えて震えていた。
今日だけじゃない
なんども家を出て、自殺未遂を繰り返していた
そして、
愛情を求める姿は異常であった
でもそんなところに惹かれて俺たちは付き合うことになった
俺なしでは生きていけない身体にしたかった
塩﨑太智
気づけば太智は眠っていた
山中柔太朗
俺は太智の髪を撫で、眠りについた
朝
山中柔太朗
塩﨑太智
太智はまだフラフラしていた
山中柔太朗
太智は首を横に振る
山中柔太朗
塩﨑太智
山中柔太朗
塩﨑太智
山中柔太朗
塩﨑太智
山中柔太朗
山中柔太朗
塩﨑太智
山中柔太朗
塩﨑太智
塩﨑太智
塩﨑視点
柔ちゃんが仕事に行った
寂しい。寂しくて死んでしまいそうだ
塩﨑太智
僕はこの気持ちを晴らすために腕を切った
薬も飲んだ
そうすれば落ち着くと思った
でも今日はいつもと違った
寂しさと苦さは消えてくれなかった
電話してもいいかな
迷惑かな
嫌われちゃったらどうしよう。
あっ散歩にでも行こうかな
でも家から出ないって約束したしな
考えれば考えるほどドス黒い何かに心が覆われて行った
結局僕は睡眠薬を飲み眠りについた
何時間経っただろう
睡眠薬の効果はまだ完全に切れていなくて意識がしっかりしない
僕は重い体を起こして時計を見上げた
21:00
塩﨑太智
あっ
いいことを思いついた
僕たちは八階に住んでいるのだから ベランダから覗けば柔ちゃんが見つかるはずだ
そう思い、僕はベランダに身を乗り出した
主
主
主
主
みろ
#佐野勇斗
#krptBL
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