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私、あまりコメントはしないんですけど、あまりにも好きな予感がしてコメントしちゃいました! アーサーさんの思いをお菊さんはどう思ってるんだろう……? あまり早く読めないかもしれないけど、続きも楽しく読ませていただきます!
⚠️朝菊 人名表記です
まだ2人以外誰もいない会議室。
俺は、意を決して口を開く。
アーサー・カークランド
本田菊
アーサー・カークランド
本田菊
そこに、タイミングがいいのか悪いのか、アルが会議室に入ってきた。
アルフレッド・F・ジョーンズ
アルフレッド・F・ジョーンズ
アーサー・カークランド
本田菊
本田菊
もうこれで通算10回目の告白だ。
何度気持ちを込めて告白しても、 いつも軽くかわされてしまう。
アーサー・カークランド
アーサー・カークランド
アーサー・カークランド
アーサー・カークランド
アーサー・カークランド
2人きりのときに告白を。
夜景が綺麗な場所で告白を。
薔薇の花束を渡して告白を。
俺が思いつく最大限ロマンチックなシチュエーションで、
俺にできる最大限の愛情表現を したつもりだ。
それでも、 菊は相手をしてくれない。 返事をしてくれない。
アーサー・カークランド
アーサー・カークランド
アーサー・カークランド
アーサー・カークランド
菊のことを考えて苦しむのも、 もう何度目だろうか。
でも、 これ以上嫌われたくなくて、 嫌われるのが怖くて。
言及できずに、 菊の曖昧な言葉を許してしまう。
菊は、俺のことなんてお構いなしに、アルと笑顔で話している。
アーサー・カークランド
アーサー・カークランド
もう二度と、あの笑顔は自分に向けられないのかもしれない。
それなら、告白なんて、なかったことにしてしまいたい。
さっきまではあんなに意気込んでいたはずなのに、急に自信がなくなって、
気持ちを伝えたことを、 少し、後悔し始めていた。