__hr.
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__hr.
__hr.
結果が全てのこの学校では,親への伝達はもちろんのこと 俺は国の王室ってこともあって,今後の印象もかかってる。
?
意気込む茶髪の青年に、一つ溜め息を吐いて 肩を「ぽん」と叩いた。
__hr.
__ur.
__rn.
__et.
待機位置に戻るや否や、前方から走ってきたrnに 飛びつかれた。
__rn.
__et.
先ほど散々に負った傷も,国の保護下にいる"皇室治癒師" の治療を受けたおかげで大分調子は良かった。
__et.
相手のhrさんに殴られて,ジンジンと痛んでいた頬も
今は何事もなかったかのように,肌色を取り戻していた。
__rn.
__et.
__rn.
__rn.
本当にヤバいと思っているのかわからない顔で そう言われる。
__rn.
自分の胸に、ぐっと拳を押し当てて まるで「行ってきます」とでもいっているようだった。
__et.
__et.
気づいたらそう口にしてた。 母さんたちが遠くへ行って以来、口にすることはなかった 言葉。
今一度、家族の温かさを感じた。
緊張する。
頭が痛い。
rnではない誰かを応援する声と
期待の歓声。
"色はない"のに、ずっと鮮やかに聞こえる。
__rn.
とくん
とくん
心臓の鼓動が早くなっていく。
「rn,お前は強い子だ。」
__rn.
もう一度、深く息を吸う。
__rn.
一歩踏み出した先に広がる、大きすぎるグラウンド。
幼い頃の私には,まだ重かった 期待の眼差しも
今の私になら____。
「___第四ラウンド」
「両者グラウンドに出てきてください。」
__rn.
__ur.
__rn.
__ur.
__rn.
王道の黒髪ですかね,それとも茶髪?
空みたいな色だったら素敵だな。
__rn.
__rn.
「それではこれより,第四ラウンドを開始します。」
「……第四ラウンド,始め」
__rn.
__ur.
__ur.
__rn.
始まりの合図はなったものの,二人とも 最初は警戒しているのか その場を一歩も動こうとしなかった。
かすかに震える手を掴むと 相手の方は嘲笑うように顔をゆるめる。
__ur.
__rn.
そう,相手が口にしたほんの0.数秒
長く開いていた間合いを一瞬で詰められる。
__ur.
__rn.
私がetちゃんに話しかけたのは,ただ仲良くなりたいって思ったからじゃない。
そこにいたから,etちゃんの隣が空いていたから。
適当に話しかけて,適当に友達になって
いざとなって自分を助けてくれる人が欲しいと思ったから。
__rn.
__et.
etちゃんが橙髪だってことは"分からなかった"。
"分かるわけがなかった"。
隣の女の子達に話しかけられて,やっと知った。
rnには色を認識する力がなかった。
大きい能力には大きい対価が伴う。
rnの"さとり"の対価は、rnの"色"だった。
だから気付けなかった。
__rn.
ずっと白,黒,灰色の世界で生きてきた。
ただただ,なんとなく生きていた。
rnは最低だ。
etちゃんに期待をさせてしまった。
rnは最低だ。
こんなに素敵な人を騙してしまった。
rnは最低だ。
そんな人を愛してしまった。
ただ一つ,rnにできることは…
__rn.
etちゃんに一矢報いることだ。
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episode.6
「運命」
コメント
9件
最近投稿多くて嬉しい! 物語によってアイコン?が違うのは工夫なんですかね?続き楽しみに待っています💕💕
rnさん、色見えなかったんだ、… rnさんの気持ち分かります。私もどこかでいざとなったら助けてくれる友達が欲しくて、ぼっちが嫌で、そんな理由で仲良くなってる子も少なくないんだと思います、笑 髪の色とかそういうのに関係なく皆で仲良くできるって大事なことですよね… 続きも楽しみにしてます!!!!