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続きないの(´;ω;`)❓
とても最高なお話でしたああああああ 😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭 戻ってくることを願っています🙏
完結に活動休止、悲しいよぉー😭もっとこの作品見たかったぁ泣ー
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あの騒動から、
あの犯人を思いだした日から、
…どぬくさんに、
あのことを伝えようと決めた日から、
もう一週間たった
…まだ、言えていない
なんでかって?
…覚悟ができていないからだよ
情けない俺は、変われていない
きっと、それは事実なのだろう
そんな俺に、…
俺に…
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今日は、曇り空
今は、学校終わりでたまたま、一人で帰っている
雨も降ってきそう
…早く、帰らないとな
なんて、思っていたら…
ポタッ
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ポタポタポタ…ザーザーザー
一気に土砂降りになってしまった
どうしよ…
あっ、そうだ、…!
俺は、カバンで雨を防ぎながらその場所へ急いだ
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あの日、どぬくさんが居たベンチに腰を下ろした
たしかに、ここなら、
木があるから、少し雨がしのげるのか、
…小さい頃は、
ここのベンチに座っていた時も、
隣に、絶対どぬくさんが居たっけ…
いつも、
えとさん、どぬくさん、俺の順で並んでて、
何も考えず、ただただ幸せで、
…いつから俺は、闇を知ったんだろう
いつから、嘘をついた方が楽だと思うようになったんだろう
いつから、人を傷つけることをためらわなくなったんだろう
いつから、後から後悔が襲ってくるようになったんだろう
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…俺は、やり直せるとしたらどこに戻るんだろう
きっと、
mf
…きっと、出会うべきじゃなかった
こんな屑な俺と…
どぬくさんとえとさんは、出会うべきじゃなかった
もっと、いい人と笑っているべきだった、二人は
こんな大嘘つき
…まともに前を見れないよ…
mf
みんなそう言ってたけど、
…やっと、意味が分かった気がする
消えるのが、一番楽なんだ
そんなことを考えながら上を見上げた時、
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どぬくさんの声が聞こえて、
驚いて、顔を前に戻した
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そう言って、彼は傘をこちらに差し出してくれた
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…それだけで、体が温まっていくような気がした
少しのうれしさが、俺の心の中に広がる
…よかった、笑ってくれた
…俺も、もふくんのこと、助けられるかな?
あの日の君と同じことを、今俺はしたんだよ
俺は、君のこと助けられた…?
作り笑いばかりの俺でも…?
こんなに弱い俺でも…?
そのあとは、二人で並んで歩いた
二人で一つの傘を使って、
昔みたいに、隣に並んで
…でも、一つ違うことは、
無言だということ
もふくんは、さっきから何やら難しい顔をしてうつむいている
…また、気まずくなってしまう
自然とできてしまった、心の壁
それを破る方法は…俺が一番知っている
小さい頃みたいに、素直に、
…「好き」って言うこと、
そしたら、きっともっと素直に笑える
でも、
それが
たったそれだけのことが、
ものすごく難しいんだよ…w
どうすれば、いいんだろうな…
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いきなり、さっきまで下を向いていたもふくんに声をかけられた
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俺も顔を上げると、もふくんは真剣で、緊張していて、そして少し怯えるような表情をしていた
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声が震えていること、自分でもわかった
目をそらしたくなってしまうけれど、
それでも、どうにかどぬくさんの方を見続ける
だって、
嘘つきな俺だけど、
これだけは、「ホントウ」だから…
そしたら、
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ギュッ
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どぬくさんは、俺の腕の中で泣き出してしまった
俺も、目頭が順と熱くなって、そこから大きな水滴がこぼれ落ちる
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心の高ぶりを抑えるかのように、俺は必死に言い切った
傘が俺の手を離れ、空高く舞い上がる
とたん、冷たい雨が全身に打ち付ける
でも、
身体は、全く冷えていかなかった
あの日の雨とは、全く違った
全身に、心に、
温かさを感じる
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雨は、だんだんと弱くなってきた
そして、少しの時間がたって、
空には、大きな虹色の橋が浮かんでいた
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俺らは、手を繋いで走り出した
嘘のない、「ほんと」の笑顔で
…嘘つきな俺らだけど、
これだけは、嘘じゃないって言い切れる
「「君のことが、本当に好きだって」」
END
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