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あてんしょん
主人公とその相棒は男です。注意してご覧ください。
???
これは、あの子と私の日常。
全ては、あの時から。
人とは物好きなものだ。
飽きれば直ぐに捨ててしまう。
私達「物」は人間を恐れながら生きていく。
名前は無い。
いや…物に名前等、つける必要が無いからだ。
私達は寂しい。
いつまでも、どこまでも。
人に忘れられると、消えてしまう存在なのだと聞いた。
それが私達付喪神…。
いつも思い出しては泣き、笑っている。
これでも大事に使われていた。
そう、昔は…
主人
煙を吐き、私に溜まった炭を落とす。
主人
婦人
主人
ああ、主様。ここにおりますよ。
婦人
主人
私はここにおります、気付いて下さい。
人々
人々
婦人
ああ、奥様。私がずっと傍におります故。
人々
人々
婦人
痛い、痛い。
婦人
人々
人々
婦人
痛い…痛い…
何故、私はこんな仕打ちを…
ああ、腸が煮えくり返る思い出。
なんで、あんな。
あんな。
あ、あぁ…あ、あ゛…
おや、ここはどこなのでしょう。
ふむ、目の前には視界のようなものが…
うーん、ボヤけて見えませんね…
おや?
目の前の人らしきものが鉄砲を持って撃ってくるようです。
私の体、怪我はないのですけれど…
どこか痛い気がします。
う…なんだか急に眠く…?
白…
煙管
私、何故人型に…?
???
煙管
???
ハル
目の前にいる人は、若い女性で、軍服をきていた。
ふむ…着崩しすぎて目に余りますね。
ハル
煙管
ハル
煙管
ハル
ほう、鏡。
あの頃は鏡と一緒に遊んだものですよ。
ハル
煙管
煙管
ハル
煙管
ハル
煙管
煙管
髪を触って確かめる。
ハル
ハル
煙管
ハル
煙管
ハル
ハル
ハル
ハル
ハル
ハル
ハル
ハル
ハル
ハル
ハル
ハル
ハル
煙管
あれだけ私の事嫌っていたのに…?
ハル
ハル
煙管
ハル
ハル
煙管
ハル
煙管
確かにこれは…奥様が愛用してたリボン…
煙管
ハル
煙管
ハル
煙管
ハル
ハル
ハル
ハル
そんなの…