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そんなある日ノ夜
母は俺を見捨てて何も言わなくなった。 俺が驚きの表情を見せると ただ一言、 「お前なんか要らない。出ていけ。」 と、キツく言われたので、 言われた通り出ていった。
が、外はもう暗く、寒かった。 空腹の上に足がもつれて転んだ。 残りの体力で体を起こし、狭い路地に行った。 その瞬間身体の力が抜けて、何も出来なくなった。 倒れこんでいたら、足音が聞こえた。 人の気配がした。 うっすら目を開けると、 その人はオレンジ色の着物を着ていた。 そして、こんな俺に手を差し伸べてくれていた。 その手を取ろうと腕を上げた。 でも、 俺の意識が途切れる方が先だったみたいだ。
目の前が真っ暗になった
どのくらい時が経っただろうか
俺はほのかに暖かさを感じた。 俺は頑張って目を開けた。
ぞむ
ろぼろ
ろぼろ
ろぼろ
ぞむ
ぞむ
ろぼろ
ぞむ
ろぼろ
ろぼろ
ろぼろ
ろぼろ
ぞむ
ろぼろ
ぞむ
ろぼろ
ぞむ
ろぼろ
ぞむ
久しぶりに撫でられた。 褒められた。 嬉しかった。 そして、 暖かかった。
ぞむ
ろぼろ
ぞむ
ろぼろ
ぞむ
スゥゥゥゥ……………
医務室に集合して下さ〜い!!!
ぞむ
ぞむ
ろぼろ
ろぼろ
ぞむ
がららららr
ぺしん
ろぼろ
ぺしん
ぺしん
ぞむ
ぞむ
ぺしん
ぺしん
ろぼろ
ろぼろ
ぺしん
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