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紫呉

凪斗,本当に修学旅行
行かなくて良いの?

凪斗(ナギト)

遠慮しとくよ,遠い所は
身体に負担が掛かるから

紫呉

そう,

暫くの沈黙が続くと紫呉は溜息をついた

紫呉

疲れたなぁ...

凪斗(ナギト)

...来る?

紫呉

そんなこと言うなんて
珍しいね ~

凪斗(ナギト)

誰も居ないし
たまには良いよ

紫呉は暫く黙っていると抱きついた

紫呉

何も聞かないんだね

凪斗(ナギト)

何も聞いて欲しくは
ないでしょ?

紫呉

はは,大正解

凪斗(ナギト)

なら何も聞かないよ

紫呉

そう...

それ以上,紫呉が口を開くことは無かった

依鈴

答えて...教えて...
グレ兄は知ってるんだろ?

依鈴

十二支の呪いを解く方法...

知っていたとしても僕が教えるとは 限らないのに何を根拠に教えると 思っているのだろう

紫呉

どうして僕が
知ってると思うの?

依鈴

慊人の傍に居て信頼されて
お気に入りだから

その言葉に笑いが込み上げてきた

紫呉

はッ...お気に入り?

紫呉

なら凪斗に聞くべきだ,

紫呉

凪斗は神として生まれ
知ってる可能性は十分高い

紫呉

そして凪斗の呪いは...
昔に解かれてると思う

これは憶測でしかないし凪斗に聞いても はぐらかされるだろう

紫呉

あの子は何かを
しようとしてる

紫呉

華清さんは,それを
止めたいのか必死だ

「何か」を僕は知らない

紫呉

呪いをかけた神様
本人に聞いてみなよ

紫呉

凪斗は,その本人かも
しれないんだから...

はぐれかされた様な気がした

依鈴

やっぱり資料も何も無い...
ずっと探してるのに,

そういうものは,やっぱりもっと奥の 蔵とかにあるのかもしれない

それで無いなら華清さんが持ってるとしか 考えようがない

依鈴

ぅ"....ッ

突然の気持ち悪さに襲われ足元が ふらつき棚にぶつかった

グレ兄には...あんな風に生きてる人には 怖いものなど無いのだろうか

そこで私は意識を失った

「うるさい お前,要らないんだよ」

依鈴

はッ..!!

私は寝てたことに気がついて 慌てて時計を見た

依鈴

グレ兄..?

グレ兄の部屋に行っても誰も居なかった

依鈴

グレ兄...居ないの?

依鈴

ぅ"!!

また吐き気に襲われて吐かないように 口元を押さえた

すると扉の方から音が聞こえた

依鈴

ひぃッ...!!

あ..

依鈴

ぁ.....あぁ.......

沢山のものが壊れる音がした

依鈴さん!?

依鈴

あ.....ぁ...あ

依鈴

怒らないで!怒らないで!!
怒らないで!!怒らないで!!
怒らないでッ!!

依鈴

怒らないで...ッ!!

ぁ ,
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