コメント
4件
え!! 続きすごい楽しみです!!
面白そうです、! 今作も頑張ってください! あ、無理はしないでくださいね、
新作ストーリー
『悪魔が解き放たれた今、一人の少年が動き出す。』
※ご本人様とは全く関係ありません。
start
今から十年程前の話だろうか。
これは、俺がまだ悪魔と共に封じ込まれていない時の話だ。
ビーッ!!ビーッ!!
龍影じゃぱぱ
いつものように街の警報が鳴る。
この警報は街に悪魔が出てきた時の合図だ。
警報が鳴った途端人々は騒ぎ出すが、俺はもうどうでもいい。
いつもの事だし、騒ぎ出す理由が分からない。
一応、外に出てみるか。
どのくらいの悪魔が居るかの確認だけだ。
龍影じゃぱぱ
今まで見た中で一番魔力を持っている。
一瞬驚いたが、俺はすぐ冷静に対応した。
龍影じゃぱぱ
龍影じゃぱぱ
俺は上を見上げながら悪魔にそう語りかける。
そうすると悪魔はいきなり固まった。
怯えているのか、戸惑っているのか。
住民
龍影じゃぱぱ
いきなり住民が俺に向かって声を上げた。
住民
一級だから何?
散々街ぶっ壊された癖に、お前らは逃げるだけか。
復讐心が本当に無いんだな。
...まぁ人間だし逃げて当然か。
人間は自分の命が危険にさらされた時、足が勝手に動くらしいし。
そういう風に設計されてるって父さんが言ってたな。
自分の命がどれだけ大切か、
タヒに向かう恐怖を人間は知っているから。
龍影じゃぱぱ
一級悪魔
いきなり悪魔は俺に階級を聞いてきた。
龍影じゃぱぱ
答えたくなかったが俺は渋々答える。
...またいつものか。
一級悪魔
そう言って悪魔は俺を嘲笑う。
一級悪魔
一級悪魔
龍影じゃぱぱ
龍影じゃぱぱ
俺は悪魔へゆっくりと近づいた。
一級悪魔
龍影じゃぱぱ
ズシャッ
一級悪魔
俺が悪魔の横を通り過ぎた瞬間、悪魔の身体が真っ二つに破れ、
粉々になって消えた。
龍影じゃぱぱ
龍影じゃぱぱ
住民
住民が震えた声で俺に問いかける。
龍影じゃぱぱ
住民
住民
龍影じゃぱぱ
龍影じゃぱぱ
返答するのがめんどくさくなり俺はその場から去った。
龍影じゃぱぱ
龍影じゃぱぱ
ガチャッ
俺はゆっくりと扉を開ける。
龍影じゃぱぱ
父
父はいつものように本を読んでいた。
紙と羽根ペンまで用意して、何かをメモしているように見える。
龍影じゃぱぱ
父
父
龍影じゃぱぱ
別に戦い方なんて決められてないし、魔力を使うと 身体がだるくなるのが嫌だった。
父
龍影じゃぱぱ
龍影じゃぱぱ
父
父は俯いた。
どこか不安そうな...それとも安心しているのか、
俺はよく分からない。
人間の感情なんて興味無いから。
龍影じゃぱぱ
龍影じゃぱぱ
父
龍影じゃぱぱ
俺は本棚をじっと見つめた。
凄い量だ。一体どれだけ集めたのだろう。
父
龍影じゃぱぱ
突然の質問に動揺しながらも俺は返事を返した。
龍影じゃぱぱ
父
父
龍影じゃぱぱ
...強いのかな。そのチーム。
俺は一冊の本を棚から取り出した。
龍影じゃぱぱ
『能力、階級の詳細』
俺もあんまり詳しくは無かったな。
せっかくだし読むか。
龍影じゃぱぱ
ガチャッ
父
悪魔よりも恐ろしい存在かも知れない。
ガチャッ
龍影じゃぱぱ
父の部屋に比べて俺の部屋はボロく汚かった。
だが別に嫌な訳では無い。
逆に綺麗すぎる方が嫌なくらいだ。
龍影じゃぱぱ
ベッドに座り俺は本を開く。
龍影じゃぱぱ
『階級について』
『階級とは人の強さを表わす位の事。』
『その階級にもいくつかに分けて位がある。』
『人間は"下級異能力者"、"三級異能力者"、 "二級異能力者"、"一級異能力者"』
『そして、"上級異能力者"に分けられる。』
『悪魔も同じように"下級悪魔"、"三級悪魔" "二級悪魔"、"一級悪魔"』
『"上級悪魔"と分けられる。』
『階級は悪魔を倒すごとに少しずつ上がっていく。』
龍影じゃぱぱ
俺はただめんどくさくて階級を上げなかったけど、
そろそろ悪魔に毎回嘲笑われるのも嫌気が差してきた。
龍影じゃぱぱ
『能力について』
『能力は基本6つに分かれる。』
『"炎" 攻撃重視、扱いにくい』
『"水" 滑らかさ重視、扱いやすい』
『"雷" 速度重視、扱いにくい』
『"回復" 回復重視、扱いやすい』
『"岩" 攻撃重視、扱いやすい』
『ここからは今の能力の派生型となる。』
『"重力" 岩の派生型、攻撃重視、扱いにくい』
『"毒" 回復の派生型、攻撃重視、扱いやすい』
『"浮遊" 岩の派生型、守備重視、扱いやすい』
『"拘束" 回復の派生型、拘束重視、扱いにくい』
『"空間" 炎の派生型、時止め重視、扱いにくい』
『"召喚" 水の派生型、攻撃重視、扱いやすい』
龍影じゃぱぱ
俺の能力は"炎"
だが使う事はたまにしかないし、あまり使い方が分からない。
父さんは使っていくとどんどん能力の才能が開花すると言っていたが、
正直めんどくさい。
俺は物理で攻撃する方が得意なのだ。
龍影じゃぱぱ
たまには稽古も良いだろう。
少し能力を使ってみるとするかな。
ー稽古場ー
龍影じゃぱぱ
いつも人が居るって父さん言ってたんだけど...
まぁ好都合か。
龍影じゃぱぱ
使う時も来るだろうし今のうちに慣れておこう。
龍影じゃぱぱ
第壱スキル・炎渦
龍影じゃぱぱ
能力を使ったのは1年ぶりぐらいだが、まだ身体が覚えているようだ。
第弐スキル・炎天火柱
龍影じゃぱぱ
少し楽しみながらも俺は稽古を続けた。
龍影じゃぱぱ
久しぶりに身体をこんなに動かしたせいで疲労感が半端じゃない。
そろそろ部屋に戻るか。
ガララッ
龍影じゃぱぱ
突然稽古場の襖が開いた。
住民
二十代くらいの若い住民が俺に問いかける。
龍影じゃぱぱ
俺は驚きながらも返答する。
龍影じゃぱぱ
住民
住民
龍影じゃぱぱ
不審に思ったけど俺はついていく事にした。
住民
龍影じゃぱぱ
神社?...まぁいいか
住民
そう言って颯爽と住民は去ってしまった。
一体何をするつもりだろうか。
龍影じゃぱぱ
俺はそう思い稽古場を出た。
...帰る時に住民が笑っていたのは...気のせいだろうか。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡500
次回予告
Episode#1『悪魔と共に』
...悪魔と封印、?
俺が...?
ふざけんな...
こっから出せよ 、ッ !!!
...住民達は止めもせず
ただ見つめるだけだった。