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妖夢

..なにか来ます..!

魔理沙

なんだぁ..!?

JOKERが消え、その背後から地面に描かれた魔法陣が赤く光る

その魔法陣は妖しい光と共に霧を出し、その中に人影を表した

...(なにか..召喚...?)

そして空気を裂くような連射音と共に霧が晴れる

妖夢

っ!?

魔理沙

(やべぇ!)マスターっ..!

しかし不意を突いた銃撃に反応出来ず攻撃を食らってしまう

魔理沙

ちっ..!(防御魔法を張ってなかったら致命傷か..!)

0591 七型

......殺し損ねた..か

妖夢

お前...陸さんをやった....!?

0591 七型

前の個体などは淘汰された、それだけだ

魔理沙

こんちくしょうっ!
(恋符「マスタースパーク」)

0591 七型

「アブソーブソーラー」...

魔理沙

しまったこいつ..陸の技かっ!?

ならば私の攻撃は..!

0591 七型

(上から空襲と正面に2体..剣士の斬撃は可能性はあるが突破することなど不可能)

スペルカード発動 突符「天狗のマクロバースト」!

0591 七型

..(カチャ)

妖夢

(狙いは私..!)

七型が右膝を前に向けるようにしゃがみ込むと、右膝の衣服と装甲が開き中からミサイルが妖夢に向かって射出される

妖夢

そんな攻撃..!(飛んでくるミサイルを正面から一刀両断する)

しかしミサイルは妖夢を巻き込んで起爆する

妖夢

ぐぁっ..!?

0591 七型

(そして次は上か)

喰らえ一直線!

0591 七型

(キュイィィン..)

七型が右手を上にあげ、迫る文に稲妻を放つ

ぐっ..アぁぁぁっ..!?

魔理沙

文!くそっ..恋符!

0591 七型

味方が前では撃てまい

ぐ..ぁ....放..せ....

魔理沙

ぐっ...!「ノンディクショナルレーザー」!

追尾するレーザーが文を避け七型の脚を狙う

しかし咄嗟に文を放り捨て、右手でそのレーザーを吸い込む

魔理沙

ちっ..やっぱり私は分が悪いってことか...

妖夢

(となると..通用するのは私の斬撃と文さんの突撃.....何とかしなければ..)

考える暇もなく七型は追撃を開始する

妖夢

スペルカード発動!

妖夢

人符「現世斬」!

妖夢の剣を跳んで避け、ランスを取り出し妖夢に目掛けてジェットを噴射しながら突き刺しに来る

妖夢

(来た..!攻撃のチャンスが!)

妖夢

ふっ!スペルカード発動!

0591 七型

(最小限の動きで避けた..)

妖夢

人鬼「未来永劫斬」!

0591 七型

(...カギッ..)

妖夢

右手で受けッ...!?

0591 七型

(カチャ..)後ろか..

(バレてっ..!)っ...はぁぁぁぁぁっ!

ドゴッ

妖夢

ぐぁっ..

0591 七型

遅い(カチャ)

ダダダダダダダダッ

グっィ....!?(身体じゃなくて脚をっ..)

魔理沙

魔符「スターダストレヴァリエ」ッ!

0591 七型

無駄な事を

不意を突いたはずの攻撃は突き出した掌に無情にも吸い込まれる

魔理沙

ちくしょうが....火力と弾幕の私が...ッ....

っ....まだまだぁっ!

岐符「サルタクロス」!

0591 七型

(見えない攻撃..風の斬撃か..?)

ビュウッと飛ぶ鋭い風の斬撃が七型の腕を斬る

0591 七型

(装甲被弾、この程度か)

しかし直撃を貰ったはずの七型は右手とを突き出すとガチャガチャと複雑に腕の装甲が開き、翠緑(すいりょく)に光りだす

しまった避けれなっ!?

0591 七型

「ライトニング・バスター」

雷鳴が響き渡り右手に帯電していた稲妻が一閃となり発射され、風の斬撃を切り裂きながら文に直撃する

魔理沙

文っ!お前よくも!

魔理沙

恋符「マスタースパーク」!

0591 七型

(こいつ、この大技を短時間で連発か..さすがは魔法使いと言ったところか)

妖夢

(..そうか..今だ....!)

妖夢

..人伎「桜花閃々」

またマスタースパークを吸収している最中に腹部に大きな亀裂が入る

0591 七型

なに..?(まさか斬られたのか?...魔力反応が掻き消されてどこからか分からない..)

0591 七型

いや...後ろか、魂魄妖夢

妖夢

はぁぁぁっ!

0591 七型

(魔法使いの攻撃を食らうのはリスクがありすぎる..しかし斬撃も危険か..)

七型は右手でマスパを吸い込みながら左手を妖夢の方へ向けてチャージを始める

0591 七型

(エネルギー供給はあいつの攻撃があるから充分だ....最大出力..)

妖夢

ッ..!(あの稲妻がくる....文さんが吹き飛ぶ程の高威力..でも)

妖夢

貴方を何としてでも斬る!

ぅぐ...まさか突っ込むつもりですかっ..!?

0591 七型

「アトミック・バスター」

その時左手からマスタースパーク いや、それ以上の極太ビームが妖夢へ発射される

妖夢

っ....この楼観剣に斬れ無いものはあんまり無いんですよ!

桜を散らしながらビームの中へと入って行き、剣でビームを切り裂きながら七型に剣先を届かせる

0591 七型

(このまま突っ切って攻撃をしてきたのか..!?しかし無事では居られまい)

魔理沙

ちくしょう..傷は...?(切り裂いたような痕がある..まさか妖夢か?)

妖夢

ぐぅっ..手が....(あれほど被弾を避けたのに..焼けるように痛いっ..)

0591 七型

何を慢心している

妖夢

ぃっ..このっ!

0591 七型

剣に力が入っていないな

カキンッ

妖夢

しまっ..

楼観剣を宙へと弾かれ、逆に相手に取られる

0591 七型

さらばだ魂魄妖夢

そしてその剣は振り下ろされ、赤い花びらが散った

魔理沙

っ!....妖夢ーっ!!

スキマの中

さとり達の方は大丈夫と..早めに霊夢たちの方へ向かって欲しいけど..

(相手の能力も何も分からない..いや....相手の技を真似る能力に近い..)

(被害にあった妖精達は技が何も使えなくなっていたし...それにジョーカーが発していた魔力はまるでその子たちそのもののような....)

(魔力を吸収...これが1番可能性が高いわね.....)

(あとはぶんし)

ジョーカー

やぁやぁ

.....あら、黒幕さん、後ろから挨拶とはなって無いんじゃないかしら?

ジョーカー

敵に礼儀もあるのかい?

そうね....(一体どこからこの空間に..)

ジョーカー

さて、大妖怪 八雲紫

私の名前を知ってるのね

ジョーカー

そりゃあもちろん

ジョーカー

ずっと嗅ぎ回ってきた犬の名前は把握しているよ

(やはりこの探知もバレていたのね..)

ねぇ、いくつか質問があるんだけど

ジョーカー

なにだい?

あなたの能力って何かしら?

ジョーカー

自分かい?そうだねぇ....

ジョーカー

なにでもないかな

...そう....じゃああなたは何が目的でここへ?

ジョーカー

前から言ってるじゃないか

いいえ違うわ、ここを滅ぼした後のことよ

ジョーカー

..全てを我が手に、と言ったところかな

....なるほどね..

じゃあ...最後の質問

貴方..「何人目」..?

ジョーカー

さぁ?分身体に過ぎないからね

いいえ違うわ、分身なんかちゃちな物では無い、そうでしょ?

ジョーカー

ふぅん....話がそれだけならまぁ....

ジョーカー

生き残ったら教えてあげる

(戦いを避けられなかった..!)

ジョーカー

凍符「パーフェクトフリーズ」

紫に向かって地面から氷山のように氷が荒々しく伸びていく

境符「四重結界」

前方に結界を張り攻撃を避ける、がジョーカーは既に紫の後ろに回っている

結界「夢と現の呪い」

ジョーカー

絞殺「琴線天幕吊るし上げ」
(こうさつ「きんせんてんまくつるしあげ」)

ジョーカーが唱えると紫が放った弾幕か見えないものに斬られる

(私のスペルカードが負けた..やはりこいつの魔力量...半端な力じゃ)

つッ....!?

紫の両腕に何か見えない糸が巻き付き吊り上げられる、プチッと皮膚がちぎれる音も聞こえ、吊るされてる部位から鮮血がボタボタと流れ出す

っ...(この糸...頑丈な細い糸...なるほど..だから琴線って訳ね..)

ジョーカー

さて大妖怪、君は終わりとしよう

ジョーカー

しかし殺す前に..その力を寄越せ.....

ぐっ..(この糸..魔法阻害が付いてるのか魔力が上手く使えない..!)

ジョーカー

あまり動くと肉に食込み皮膚がちぎれるだけだ

ジョーカー

スペルカード..

ダダダダダダン

ジョーカーが紫に向けた右手首に穴が空き、そこから繋がっている肉が次々と弾かれる

そしてべチャリと完全にちぎれた右手首が落ちる

機械音声の男(影)

それは問屋が卸さない...ってな

ジョーカー

ふむ..自分以外にこの空間に入れる奴がいたのか

機械音声の男(影)

そうだな..俺の能力のおかげだな

ジョーカー

そして君..こいつを庇う気かい?

機械音声の男(影)

ハッ...お前にこれ以上殺らせる訳にはいかねえからな

ジョーカー

そうかい...ならば自分は本体へ戻らせて貰うよ...

ザック

代わりに俺が相手してやるよ....

ガイア

おいおい俺 ら だろ?

ザック

黙れ殺すぞ、俺が逃げ場作らなかったら死んでた癖に

ガイア

ンだと..?

アイン

いいから早く帰りたいんだよ

アイン

..殺るよ...

ガイア

はいよ...

ザック

指図するな..

機械音声の男(影)

そうかい..お前らが相手ってことか

ガイア

んでよ1つ聞きてぇんだが..あんた誰だ?そんな魔力を封じた状態で....まさかお前、俺らにはこれで充分ってか?

機械音声の男(影)

んな事一つも行ってねぇよ、我慢足りねぇんじゃねぇか?

機械音声の男(影)

しっかしこの姿はやっぱり堅苦しいったらありゃしないぜ

影に包まれた男はすぅっとモヤを晴らすように影を解き始める

それと同時にスキマが解除されて元いた場所へと戻されはじめる

機械音声の男(影)

俺は.... 四帝、「JACK」の冠...

ザック

......テメェ...!

機械音声の男(影)

他の奴らと比べて名持って無かったんだがな....

J

案外...イケてる顔してるだろ?

次回 第86話 「優の過去」

とある東方幻想物語

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コメント

8

ユーザー

気になる気になるッ!!!

ユーザー

わぁ

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