君に送る
沙奈
元気な声
玲樹
その声も今日で 終わり
沙奈
玲樹
授業はあっという間 時間はあっという間
先生
玲樹
玲樹…ソレはない。
先生
笑いがおこる
私の首に汗が滲む。
先生
そう言って先生は横にズレた 私が立ち上がると同時に みんながどよめく。
沙奈
そう私は黒板の前で言った。
玲樹
みんなそれぞれ私に言う。 周りで話し合う女子もいる。
沙奈
沙奈
沙奈
沙奈
玲樹
沙奈
沙奈
ザワザワとし始める。
沙奈
玲樹
クラスメイト
沙奈
そう言うと、クラスメイトの女子はほとんどの人が立った。
沙奈
みんなは頷く。
沙奈
沙奈
沙奈
クラスメイト
沙奈
先生
玲樹
沙奈
沙奈
沙奈
私の目に涙が溜まる。 みんなを安心させるために微笑み そしてひとつの雫を
零した。
沙奈
沙奈
沙奈
沙奈
沙奈
沙奈
そう言って頭を下げた。 クラスメイト、先生は涙を流した。
玲樹
クラスメイト
そして私が中心となった写真を撮った その後… ドクン…
沙奈
先生
私は発作で倒れた。
玲樹
そのまま…私はくらい世界に落ちた。
そのまま私は元の世界に戻ることは 無く 一人ぼっちに…
玲樹
玲樹
そしてみんな気づいた。 人には命があり。寿命がある。
沙奈が教えてくれた通り。 俺らは命を大切にし、幸せになることを誓った。
毎年、沙奈の命日にはクラスメイトで墓参りに行くのが恒例となった。
玲樹
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