翼
な、何で好きな人にこんな事するの!?
千切 豹馬
好きだから、だろ
翼
い、意味わかんない…
千切 豹馬
小学生の時、お前裏でずっとモテてたんだぞ?ラブレター潰すのマジで大変だった…
翼
は…?ラブレターを、潰す…?
潔 世一
千切もやばいけど、氷織もやばいだろ
翼
よ、羊先輩はなにもしてなっ…!
氷織 羊
呼んだ?
タイミング良く現れた羊先輩。
羊先輩は、私が中学1年生の時に唯一頼れる人だった、のに
ナンデイルノ?ココノバショヲナンデシッテルノ?
翼
何でここにいるの?羊先輩は違うよね?私の事監○したりしないよね?私の事助けてくれるよね?いつも、いつもみたいにっ…!
氷織 羊
残念やなぁ。翼ちゃん
御影 玲王
こいつも翼を〇禁するの手伝ってくれたぞ
蜂楽 廻
にゃははっ♪羊くん、翼の悪い噂自分で広めて自分だけに助けを求めるようにするなんて…なかなかイカれてるね♪
翼
なっ!?
氷織 羊
そうやな。でも、翼が好きやから…当たり前やん?
翼
信じてた…のに?
氷織 羊
ん?
翼
頼れるのは、羊先輩だけだったのにっ…!
翼
羊先輩まで…
凪 誠志郎
あーあ。泣いちゃった
潔 世一
泣くなよ翼。泣いて良いのは俺の前だけだろ?
氷織 羊
泣いちゃうくらい僕のこと信用してたんか?
そう言いながら私の髪を触っている羊先輩の手を、私は振り払った。
翼
いやっ、触らないでよ…
氷織 羊
は?、?
氷織 羊
こんな事になるんだったら、親族でも1人○せばよかったんか!?
翼
っ…!?やだっ…!
凪 誠志郎
だってそうでもしないと翼は俺だけの事を見てくれないでしょ?
氷織 羊
そうそうそう言う事。凪くんの言う通りや
御影 玲王
やっっと、自分の手に翼を入れる事が出来たんだ。
千切 豹馬
逃すわけないだろ?
蜂楽 廻
そもそも、俺と翼は彼氏と彼女でしょ?
翼
ううん…
翼
私、誰のものでもないもん…彼氏いないもん…
蜂楽 廻
え?何で?翼と俺は彼女でしょ?あ、もしかして照れ隠し!?翼可愛いー!!泣かないでーよしよし
千切 豹馬
おい蜂楽。翼に抱きつくな
潔 世一
離れろ
凪 誠志郎
彼氏いたらもうとっくに潰してる
翼
も、やだ…
御影 玲王
あーあーあー。落ち着け翼。
凪 誠志郎
ないたとしても、ここからは出られないけどね
千切 豹馬
まあな。
潔 世一
とりあえずは様子見、か?
蜂楽 廻
そうだね
氷織 羊
ひとつ言うと、翼ちゃん。
氷織 羊
氷織 羊
ブルーロックの中で、味方はおらんよ
翼
ぅ…あ…
氷織 羊
七星も、乙夜も、烏も、雪宮も。ぜーんいんや
御影 玲王
まぁ、間違っては無いな
翼
そん…な…
誰も、味方がいないの?
誰も、助けてくれないの?
絶対に、逃げられないの?