第11話
第3章
「好きだから。」
☆
昼休み
俺はみっちーに着いてきてもらって購買でパンを買ってから、
裏庭で話を聞いてもらっていた
道枝駿佑
道枝駿佑
長尾謙杜
インスタの保存リストを遡って 影響を受けた投稿を見せる、
長尾謙杜
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
長尾謙杜
道枝駿佑
長尾謙杜
長尾謙杜
道枝駿佑
道枝駿佑
長尾謙杜
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
“長尾は長尾やねんから、”
長尾謙杜
聞き覚えのあるセリフ、
長尾謙杜
同じことを、 昔、はるにも言われた覚えがある、
2ヶ月前
確か、俺がはるの彼氏としてやって行けるか自信が無い時に直接相談した時やったかな、
長尾謙杜
長尾謙杜
長尾謙杜
桜木はる
長尾謙杜
長尾謙杜
長尾謙杜
桜木はる
桜木はる
長尾謙杜
桜木はる
長尾謙杜
桜木はる
桜木はる
“謙杜は謙杜だもん”
長尾謙杜
長尾謙杜
長尾謙杜
桜木はる
桜木はる
思い出した、
俺は今のまんまやったら
きっとはるの好きな俺じゃない、
素の俺が好きで、
考え方も価値観も違うから好きになってくれたんや、
やのに俺、
長尾謙杜
長尾謙杜
道枝駿佑
道枝駿佑
長尾謙杜
俺はみっちーにもはるにも 同じ言葉で助けて貰ってるのに
俺は大事なことを 何勝手に忘れてんねん、
自分に対する怒りに購買で買ったパンを口の中に苦しくなるまで詰め込んでて
長尾謙杜
道枝駿佑
渡された水を勢いよく飲み干してて、
長尾謙杜
道枝駿佑
長尾謙杜
みっちーのおかけで、
教えてもらった大事なことを思い出せた、
ありがとう
俺は焼きそばパンをゆっくりと頬張るみっちーを見て、
そっと微笑んだ
♡
桜木はる
結構集中していたからか 伸びながら時計を見ると、
朝10時に来たはずなのに もう夕方5時、
桜木はる
お昼ご飯も食べずに、 何してるんだろ、私、
と思った私に、
ぐぅぅ、
桜木はる
お腹の底から虫の声がする、
桜木はる
とりあえず鞄に勉強道具を詰め込んで
図書館の外に出る
桜木はる
だいたい50件にわたって通知が来ているけど、
全部謙杜からだった、
「最近話しかけへんくてごめん、」
「今日来やんかったん何かあった??」
「俺のせいやったらごめん」
「5時半にいつもの分かれ道に来て欲しい、」
「話したいことがある」
謙杜には似合わないような 真面目な文章
それにいちばん怖い、
“話したいことがある”
お別れの話だったらどうしよう、
そう思ってしまって、
動けなくなる、
桜木はる
行きたくない、
だけど、逃げたくない、
約束の時間まであと15分
桜木はる
分からないけど、
逃げたくない気持ちと
私は謙杜に言えなかったことを ちゃんと言いたい気持ちが
体を追い越して走っていた、
桜木はる
“キスは、また今度、”
そう言ってしまった時から、 きっと謙杜は傷ついていたのだろう、
それをしっかり謝りたい、
今の私なら、
謙杜に言えるはず、
そう信じて、
最終話まで
♡400以上
次回最終話です!!
♡いっぱいだとめっちゃ嬉しいです😳
コメント
7件
まって楽しみすぎる、もう最終回かぁ、😭