最終話
♡
桜木はる
今までにないくらいに早く走ったつもりだったけど、
いつもの分かれ道に来たのに、
桜木はる
間に合わなかったのかな、
スマホの時計を見てみるけど、
桜木はる
先に来ちゃったからかな、
私がはやちとりしすぎただけだと信じたいけど、
桜木はる
約束の時間になったけど、
桜木はる
分かれ道にある自動販売機にもたれかかって謙杜の姿を待つ、
やっぱり、心変わりしちゃったのかな、
そう思ってその場を立ち去ろうと 自分の家の方向を向いた時、
桜木はる
いきなり目の前が真っ暗になって、
聞き馴染みのあるあの声がした、
長尾謙杜
桜木はる
桜木はる
長尾謙杜
謙杜に手で目を隠された状態で、
私は謙杜の話を聞き始めた、
長尾謙杜
長尾謙杜
長尾謙杜
長尾謙杜
長尾謙杜
長尾謙杜
長尾謙杜
長尾謙杜
長尾謙杜
長尾謙杜
長尾謙杜
初めて聞いた謙杜の本音
やっぱり謙杜を不安にさせてしまってたんだ、
そう思うとすぐに謝りそうになった、
というか、気がつけば
桜木はる
口がさっきの足よりも はやとちりしていた、
長尾謙杜
長尾謙杜
桜木はる
桜木はる
桜木はる
桜木はる
桜木はる
桜木はる
桜木はる
そう言った瞬間、
目の前がいきなり明るくなって、
瞬きをすると目の前には泣きそうだけど笑顔な謙杜の顔があった
長尾謙杜
長尾謙杜
長尾謙杜
桜木はる
咄嗟に謝ってしまう私、
長尾謙杜
いたずらに笑う君
きっと私はこのいたずらな笑顔を見せる謙杜が、
桜木はる
そう言った瞬間に、
謙杜の顔が目の前に来て、
唇に一瞬だけなにかが触れる
桜木はる
桜木はる
長尾謙杜
長尾謙杜
長尾謙杜
桜木はる
なんて君の肩に左手を乗せると
長尾謙杜
肩に乗っていた私の左手は謙杜の肩ではなくて
謙杜の手の中にいて、
ぐいっと引っ張られると
桜木はる
さっきとは違う、
さっきより長くて 甘いけど優しいキス、
顔が離れていったのを確認すると
君は私に
長尾謙杜
“また今度!”
長尾謙杜
そう言って手を振って走る君
桜木はる
頬が熱くなるのを感じる、
だけど、
走って行く後ろ姿も、 手を振る幼さも、
私の大好きで大切な謙杜なんだ、
エピローグ
☆
気持ちを伝え終わった後、
照れすぎて逃げるように帰ってきたけど、
夜、
結局会いたくなって
「あいたい」
なんてLINEを送る
すると直ぐに既読がついて
「迎えに来てくれるならいいよ」
なんて強気なメッセージ
だけど文面から伝わる愛らしさ、
そこに感じた、
長尾謙杜
桜木はる
長尾謙杜
桜木はる
桜木はる
長尾謙杜
やばい、
やってもうた、
俺が草食男子になるなんて君には言ってなかったから、
俺があの日冷たくしてた理由を知らない、
そしていきなり言われても訳分からん状態、
どうしよ、
長尾謙杜
桜木はる
長尾謙杜
桜木はる
まだまだはるには俺が草食男子に なろうとしてたなんて
言うのは遠い未来の話みたいだ
桜木はる
長尾謙杜
長尾謙杜
桜木はる
なんて些細なことで笑ってくれる
君に俺は何度も
“恋をするんだ”
END
終わったぁ!
最終話までありがとうございました!
ちなみに最後の何度も恋するにちなんで、 みんなが何度も恋をするものはなんですか??
是非感想と一緒にコメントください!
ほかのSTORYや新STORYまで ♡400以上
♡いっぱいだと嬉しいなぁ🤤((
コメント
20件
初コメ、フォロー失礼しますっ!マジで主さん天才すぎます、、、これからかもがんばってください!
何?その状況...。公園で見てたいなぁ で、やっとあのお姉ちゃたちお互いの気持ちを伝えることが出来たんやって偉そうなことを言う小学生に戻りたい
初コメ&フォロー失礼します🙇♀️ あっという間にストーリー読み終わってしまいました(๑¯﹀¯๑)~♡ 雰囲気とかストーリーの進め方とかすごく好きです( •̤ᴗ•̤ )♡ 全然ジャニーズとか詳しくないし、コメントもあまり出来ないかもしれないけどこれからよろしくお願いします( ˶ˊᵕˋ)