とある人外の少年と研究員の少女のお話し

AUTOLOCKTHESPACE

この星の名前はわからない。もしかしたら未来の地球かもしれない。
スケルトンやら吸血鬼やらドラゴンやら…みんなが知ってるか知らないかは置いておいても様々な怪異やモンスターが人間とともに暮らしていた。
そのおかげで店の大半は日が沈んでからの営業。
人間と昼活動の種族にとっちゃあ最悪である。
ちなみにここはそんな星の国の一つカルメイド帝国の、アルレンミ州フェルノの町の一角。
片仮名にすると長いが、仕方がない。
フェルノの町、そこは多くの人々からクラッシャータウンという相称で呼ばれている治安の悪い場所の一つ。
警察はほぼ機能せず、そこらへんにゴミが落ちており、人権のない種族が犯罪を犯しまくっている。
そんな人権がない種族の一つゾンビのシカバネは、噂から成ったnotfaceboyのリングとともに、今日も必死に生きていた。
殺人でも強盗でも生きるためならやる始末。
クラッシャータウンであればどこにでもいそうなコンビ。
そんな二人に今、心臓を熱湯につけるような災難が訪れる。

違っていても

この世界には“異能”という能力がある
この物語は、そんな“異能”がある世界での、とある3人のお話

江戸時代に来たJK、頑張って現代に帰ります！

気がつけば江戸時代にタイムスリップしていた高校生の朋菜。江戸ライフを彷徨っていた朋菜の元に執事(？)として仕えることになった松前。その松前も実は、朋菜と同じく令和時代からタイムスリップしてきたようでー？