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彼女さんはやっぱり 彼氏さんのことは大好きなんだね すごく感動しちゃった(´;ω;`)ウゥゥ
彼女のギャップにやられる彼氏さんに私はやられました← もう、すこ((
僕の彼女は我儘だ
まるでどこかの王国の女王様のように
琉菜
また始まった。 こんな物手を伸ばせば取れるはずなのに わざわざ俺に取らせる
俺
俺は少し呆れ顔でリモコンを手渡す
琉菜
しかも、この素っ気ない顔。 付き合いたてはあんなに笑顔だったのに…
琉菜の笑顔が脳裏に過ぎる
俺
俺は小さく溜息をつき、 自分の部屋へ戻った
今日は琉菜とのデートの日
いつもよりおしゃれに決めた琉菜は 綺麗な顔立ちなので映えている
俺
俺は優しく手を差し伸べる
琉菜
琉菜は少し俯き、 照れくさそうに手を取る
いつもの琉菜と反面にこんな可愛らしい姿。
俺
と、いつも俺はこのギャップにやられている
琉菜
琉菜
俺
そんな琉菜の声と共に急ブレーキの甲高い音が鳴り響く
俺
俺は琉菜を守るように 被さった。
俺の不注意で琉菜が死んでしまうのなら
俺のせめてもの償いだった
その数秒後 案の定俺の背中には激痛が走った
血しぶきらしきものが俺の目に映る
琉菜
琉菜
遠く、琉菜の声が聞こえる
良かった助かったんだ
俺は安心感と共に 雫が流れ落ちた
微かに目が開き、 視界が淡い
俺は鉛のように重くなった腕をゆっくり持ち上げた
俺
俺
言葉にならないような程の掠れ声で そう言った
私
私
急な突然の出来事で私は混乱していた。 目からは涙が溢れている
冬真
冬真
少し冷たくなった手の温もりが私の頬に伝わる
私
私
私
私の泣き声が小さな街に響いた