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死天
自分にとやかく吐き気がした。
学校でも、施設でも、居場所はなく、
ただ苦しみの日々。
死天
朝は、決まって御手洗に走る日々。
死天
涙が止まらない日もあった。
ストレスを溜めすぎたらしく、
食欲がないが、ずっと吐き続けるという過酷な日々。
死天
死天
クラスの人
死天
クラスの人
死天
返事なんか返してくれる訳もなかった。
”いつも浮いてる子”
というレッテルを貼られていた。
死天
いつも一人ぼっち
誰も喋りかけてくれない。
喋りかけても返事はない。
死天
施設の人
死天
施設の人
死天
施設の人
施設の人
手紙を渡された。
死天
死天へ。 急に居なくなってごめんなさい。 あの日からずっと思ってたの。 手紙でしか伝えられないけど、 返事くれたら、嬉しい。 夜羅。
死天
私は手紙を読んだ後、すぐに返事を書くことにした。
死天
死天
書いても、意味はなかったんですけどね。
贈る先が分からなかったので。
死天
施設の人
死天
施設の人
死天
死天
施設の人
施設の人
施設の人
死天
死天
ただそう考えた
手紙は毎日のように届いた
どんな些細なことだったとしても、
私は嬉しかった。
手紙で、何処にいるのか聞いたことはあったが、それは答えてくれなかった。
姉はいつも言っていた。
”貴女も、いつかわかる日が来る”
”私は、貴女の所よりずっと遠くにいるんだ”
と。
”それはどうだろうね”
と毎回返していた。
姉はいつも私の心配をしてくれた。
学校のことや、施設のこと。
馴染めているか。とか。
友達はいるか、私が居なくても大丈夫か
という質問もよく出てきた。
私はその度に泣いていたの。
自分でも、なんでかは分からなかったけど、
でも…今思えば、
寂しかったのかもしれません。