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※ご本人様には一切関係ありません。 ※死亡表現あり。苦手な方はバッバイ

みことすいちゃんは、当たり前の様に一緒に居た。

休み時間も、放課後も、休日も...

次第に、みこはすいちゃんの事が 好きになっていった。

すいちゃんは、みこの事どう思ってるんだろう?

そんな事を気にするときもあるけど、 一緒に居られればそれでいい。

これからもずっと一緒に居たい。 そう思っていた。

登校中、彼女の姿が見え、声をかける。

🌸

すいちゃ〜ん!

☄️

...?

☄️

みこちか、おはよ笑

そうすいちゃんはみこに微笑んでくれる。

🌸

...ねぇねぇ、今日の放課後は、

☄️

あ〜、ごめん

☄️

今日も用事あるわ

🌸

...そっかぁ、

最近はこうだ。

誘っても“用事がある”と返ってくる。

好きな人でもできたのかな。

そうだったら言ってくれればいいのに。

🌸

...

👾

─────────!

☄️

───────w

👾

────────!!

☄️

──────────!

🌸

(すいちゃん、またトワ様と喋ってる...)

すいちゃんは最近、トワ様と喋っているのをよく見る。

🌸

(放課後もトワ様といるのかなぁ〜...)

🌸

(...お昼の時聞いてみよ!)

昼休み

☄️

みこち〜弁当食べよ

🌸

いいにぇ〜

🌸

屋上行こ!

☄️

うん

☄️

いただきま〜す

すいちゃんは屋上に座ると、すぐに弁当を開け 食べ始めた。

🌸

(ッあ、そうだ
トワ様の事...)

🌸

...あのさ、すいちゃん

☄️


なに〜?

🌸

最近さ、トワ様と仲いいじゃん?

🌸

放課後、トワ様といるの?

☄️

いや、違うよ?

🌸

え〜?じゃあ何してるの?

☄️

何だろうね〜

🌸

...

🌸

...何で教えてくれないの?

☄️

みこちに教える必要ないじゃん

🌸

な、何でよ、!

🌸

みこ達親友じゃないの?!

☄️

...違うよ、

🌸

え、?

☄️

すいちゃん達、親友なんかじゃないよ

☄️

みこちがそう思ってても、すいちゃんはそう思わない

🌸

は、は...?

🌸

何言ってッ、

冗談だろうと思い、すいちゃんの顔を見る。

すいちゃんは、真剣な顔をしていた。

🌸

...あ〜あ!わかったよ!

🌸

みこ達の仲も、これまでだにぇ!

🌸

じゃあね、!

みこは勢い良く走り、屋上から出た。

☄️

...

🌸

(何だよ、急に親友じゃないって、)

🌸

ッ...泣

自然と、目から涙が零れ落ちてくる。

🌸

...アホらし、

🌸

(もう教室行こ、)

それから、すいちゃんと口をきくことはなかった。

放課後、帰宅し、1人で考え事をする。

🌸

(すいちゃんのバカ...)

🌸

...

何だか、いつまでも意地を張っている自分が 馬鹿らしくなってきた。

🌸

(もしかしたら、あんな事言ったのは
みこに事情を聞いてほしくなかったから怒ったのかもだし...)

🌸

(...よし、謝ろ!)

🌸

(ここは、みこちゃんが大人のたいおーをしてやりますかぁ!)

そう思い、すいちゃんに電話をかける。

『お掛けになった電話は...』

数秒待ったが、すいちゃんは電話に出ない。

何度もかけ直したが、出ない。

何かあったのかと心配になり、 すいちゃんのお母さんに電話をかけてみる。

☄️母

...もしもし

🌸

(出てくれた、!)

🌸

もしもし!

🌸

すいちゃんの友達のさくらみこです...

☄️母

あぁ、みこちゃん...

すいちゃんのお母さんの声は 何故か酷く震えていた。

🌸

...?

🌸

何かあったんですか?

🌸

すいちゃん、電話に出なくって...

☄️母

...?

☄️母

すいせいから、聞いてないの?

🌸


何をですか?

☄️母

あの子...

☄️母

...実は、

☄️母

───────

☄️母

──────────

☄️母

─────────

🌸

...!

みこは屋上の扉に手をかけ、扉を開ける。

🌸

...すいちゃん!

☄️

!?

☄️

みこち、?

🌸

な、何で学校に、

☄️

...

☄️

...夜の学校ってさ、よくない?

☄️

何か心霊現象とか起きそうで...

🌸

もう、隠さなくていいよ、

🌸

...お母さんから聞いた

☄️

...!

お母さんから伝えられたのは “すいちゃんは1ヶ月前に余命宣告をされていて、今日で1ヶ月になる”という内容だった。

学校に来たのは、すいちゃんの我儘らしい。

学校が1番思い出が詰まっていて、ここで最期を過ごしたいというすいちゃんの最後の我儘だ。

🌸

何でそんな大事な事、話してくんなかったのッ!?

☄️

...ごめん、

☄️

みこちには、前を向いて生きてほしかったんだ

🌸

...何それ、?w

🌸

...みこ、すいちゃんがいないとだめだよ、

🌸

だから、行かないで、、

☄️

みこち

🌸

やだ、!

すいちゃんは 歩き出し、みこに近寄る。

途中で体がふらつき、倒れそうになっていた。

☄️

みこち、

🌸

やだ、やだやだぁ...泣

🌸

いなくならないでッ、

☄️

みこち、!

🌸

...!

すいちゃんはみこの頬を手で包む。

☄️

...すいちゃんの事を忘れて、とは言わないけど

☄️

すいちゃんに囚われず生きてほしい。

☄️

すいちゃんの事、いつまでも引きずらないでほしい

☄️

...親友なんかじゃないって言ってごめん。

☄️

あれ、全部嘘だからね

🌸

そんな事いい、!!

🌸

すいちゃんが今までと同じように、一緒に居てくれれば...

🌸

みこ、それでいいから...

☄️

みこち、

☄️

...死んだ人って、星になるらしいよ

☄️

ほんとかどうかは知らないけど、笑

🌸

星...?

☄️

そ〜

☄️

...だから、すいちゃんも星になって
みこちの事見守ってるから

☄️

...最期に、歌歌ってあげよっか

🌸

...うん、

☄️

...──────♪

☄️

────────♪

心地いい歌声。

みこの大好きな歌声だ。

ずっと、ずっと聞いていたかった。

すいちゃんの声はだんだんと小さくなり、次第に聞こえなくなった。

すいちゃんの体からは力が抜け、肌も青白くなっていた。

🌸

...すいちゃんッ、泣

“前を向いて生きてほしい”

🌸

...わかってるよ、

🌸

みこ、前を向いて生きてくから

空はすっかり暗くなって、星が見えるほどだった。

🌸

...

みこは、静かに空へ手を伸ばした。

🚑

あれ、みこち
そのキーホルダー、千切れそうじゃん

🌸

あ...

🌲

ほんとだね〜

🌲

いいの?取らなくて

そのキーホルダーは、 すいちゃんとお揃いのものだった。

🌸

...うん、ずっと付けとく

🌲

...そっか

すいちゃん、見ててね。

みこ、前を向いて生きるよ。

END.

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111

コメント

9

ユーザー

最高すぎる みこちの恋は叶わなくても すいちゃんはみこちの心の中に 一生いるね。°(°`ω´ °)°。

ユーザー

素晴らしい😭

ユーザー

感動した😭

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