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らっだぁ

もう無理、もうヤダ
黙れカス、死ね、

きょー

………どした?
変なモノでも食ったん?

らっだぁ

今の状況に罵倒してる

きょー

最高の経験じゃん

らっだぁ

黒い経験だわ、

クラス最強が、 クラス最弱に姫抱きされてる。 クソみたいな文章だ 死ぬ。くたばれ

きょー

たまにはギャップ萌えだよん

らっだぁ

なにそれキモ………

何より、帰ったらお父様が………

らっだぁ

はぁ、嫌だ

きょー

ねぇー、捻挫したのは
俺が足を引っ張ったからってことにしていいよ
いや、して。

らっだぁ

ッ………?
どういうこと?

きょー

だーかーらー、
捻挫したのは俺のせいにしろってことや

らっだぁ

は?なんで?

きょー

だって…………

きょー

最弱でいたいから

らっだぁ

………?

きょー

ま、そゆことで
スピードあげるよー

らっだぁ

は?ちょっ、まっ!?

さらに足を速める

………こいつは体力バケモンなのか……

きょー

おー、ついたねぇ!

先生

ッ!?
はやッ!?お前らどうした……

先生

って、らっだぁ???

らっだぁ

………最悪です

きょー

あ、はぁッ、はぁッ
つっかれたー

先生

どうしたんだ、お前ら!?

先生

謎に速いし、
らっだぁが捻挫したし、
どうゆうことだ!?

らっだぁ

あー、え?
こいつが運んで………モゴッ

ビタッッ と口を塞がれる

きょー

俺の!せいや!

きょー

俺が転びそうになるを
助けてくれて、捻挫してしまったんです

きょー

運んだのは少しの間ですやん

らっだぁ

………モゴッ!
ムゴッ!

ガリッ

きょー

いった?!?!

きょー

噛んだやろ………

らっだぁ

息が苦しかったんだよ

らっだぁ

てか、勝手に捏造話やがって………

先生

そうか。
大変だったな、らっだぁ

先生はきょーさんの言ったことをすぐ信じる

らっだぁ

…………

先生

てか、早すぎやしないか?

先生

予定ではあと2時間のはずなんだが………

先生

よし、お前ら二人とも、内申点アップしておこう!

きょー

わー、やったー(棒)

らっだぁ

………よかった

ホッと胸を撫でおろす

けれど、きょーさんが、俺のことを姫抱きしたことは既にお父様に知られてるだろう

らっだぁ

帰ったら………

手足が震える …………らしくないな

らっだぁ

大丈夫、落ち着け、
らっだぁ、

らっだぁ

大丈夫、大丈夫、大丈夫、大丈夫、大丈夫、大丈夫

きょー

らっだぁ!!

らっだぁ

うわぁぁぁッッ!?!

きょー

…………どしとった?

らっだぁ

いや。なんでも

きょー

これ、
お守りや

らっだぁ

は?お守り?

渡されたのは、ごく普通の神社の お守りだ

きょー

………なくさんといてね

らっだぁ

……?……??

なんでこのタイミングなのかがよく 分からないが、一応閉まっておこう

それから2時間後ようやく2等、3等のペアが現れ、徐々に人が多くなって きた

モブ

おー、らっだぁ……
って、怪我してんの!?

らっだぁ

おー、お帰りー

らっだぁ

ってお前もボロボロじゃん

モブ

あれを無傷でクリアできる奴いたらスゲーわ。

いるけどね。 俺のパートナーに

モブ

捻挫だけでも凄すぎるわ

モブ

どうせお前、堕天使のことを庇って出来た傷なんだろ?

モブ

チッ、クソだな、あいつ

らっだぁ

そんなことないよ!

モブ

らっだぁは優しすぎるんだよ

らっだぁ

なんでそうなるの………?

モブ

やっぱあいつ、気に食わねーな

モブ

殺してこよっか?

らっだぁ

そんなこと言うなよ

てか、あいつにお礼も何も言ってないな………

らっだぁ

…………どうしたら言えるんだろ……

帰り道

らっだぁ

…………嫌だ

らっだぁ

帰りたくない

らっだぁ

絶対、絶対、叱られる……

きょーさんとのことは絶対にお父様の 耳に入っているだろう

らっだぁ

………帰らなくても、いいか

らっだぁ

…………

夜の公園で一人、星を見上げていた

あぁ、時間なんて止まればいいのに

ずっと夜のままでいい

らっだぁ

補導員とか、来るかな……

まあいいや

らっだぁ

疲れた………お腹減った……

ガサッ

らっだぁ

ッ!?!

バッ と音のした方を見る

らっだぁ

なん………だ……?

見ると、覆面を被った 天使系の人がこちらを見ていた

なんか言ってたっけ? 天使系の人は悪魔を連れ去るって………

らっだぁ

まさか、

連れ去られる………?

らっだぁ

戦闘………しなくちゃならないかな?

相手は手から炎を出して、

らっだぁ

ッうおっ?!

らっだぁ

炎系かよ………!

俺も、青鬼の爪を出して………

あれ?

『戦う』ってどうするんだっけ??

らっだぁ

ッ………?

学校で習ったはずなのに、 毎日訓練してるはずなのに………

らっだぁ

はは、これだから俺は
駄目なんだ

俺は本番に弱い

こういう時にわざわざやり方を忘れる

らっだぁ

………やばいな

けど、体は逃げない

最後の炎がこちらに飛んできた 時だった

結界が張られたのは

らっだぁ

ッ……!?!
は……?

バチッバチッ と雷の結界が俺を囲うように張られた

らっだぁ

!お守り………!?

お守りが結界を張ったのだろう

きょー

はぁぁーあ
『師匠』から、らっだぁには気をつけろって、
このことやったんか

らっだぁ

………?きょーさん?

きょー

ほら、天使系!
こっちだ

すると、天使系の奴はきょーさんの方に注意を向けた

きょー

はは、いい子やねぇ
そのままやぞ〜?

ドンッ とあいては炎の威力を挙げて速く 打つ

が、右に左に黒い翼できょーさんは 避けていく

きょー

『師匠』が言ってたんだよね〜

きょー

『炎系は思ったより目が悪い』って

いつの間にか背後に回って

きょー

ほっ!

きょーさんは自前の斧を取り出して 天使の首の寸前で止めた

きょー

おい、

らっだぁ

((ビクッ

え?きょーさんってそんな声でるの?

きょーさんの声はとても低く、 学年最弱という肩書が付いている者 とは思えないほどだった

きょー

お前は誰の指示だ?

天使は酷く怯えた顔をする

きょー

……………分かった

きょーさんは諦めたのか、 天使に謎のお札を貼る

すると天使は気絶した

らっだぁ

しッ、死んだ………?

きょー

気絶させただけ

きょー

ちょーっとごめんなぁ、
らっだぁ。

らっだぁ

は?は?は?

きょー

俺を恨まんといてね?
師匠のことを恨んでね?

バチッ と全身に痛みがはしる

らっだぁ

……ガハッ

俺は意識を手放した

よし、きょーさんは一生呪おう、 と気絶する前に思った

次回:きょーの師匠

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