らっだぁ
黙れカス、死ね、
きょー
変なモノでも食ったん?
らっだぁ
きょー
らっだぁ
クラス最強が、 クラス最弱に姫抱きされてる。 クソみたいな文章だ 死ぬ。くたばれ
きょー
らっだぁ
何より、帰ったらお父様が………
らっだぁ
きょー
俺が足を引っ張ったからってことにしていいよ
いや、して。
らっだぁ
どういうこと?
きょー
捻挫したのは俺のせいにしろってことや
らっだぁ
きょー
きょー
らっだぁ
きょー
スピードあげるよー
らっだぁ
さらに足を速める
………こいつは体力バケモンなのか……
きょー
先生
はやッ!?お前らどうした……
先生
らっだぁ
きょー
つっかれたー
先生
先生
らっだぁが捻挫したし、
どうゆうことだ!?
らっだぁ
こいつが運んで………モゴッ
ビタッッ と口を塞がれる
きょー
きょー
助けてくれて、捻挫してしまったんです
きょー
らっだぁ
ムゴッ!
ガリッ
きょー
きょー
らっだぁ
らっだぁ
先生
大変だったな、らっだぁ
先生はきょーさんの言ったことをすぐ信じる
らっだぁ
先生
先生
先生
きょー
らっだぁ
ホッと胸を撫でおろす
けれど、きょーさんが、俺のことを姫抱きしたことは既にお父様に知られてるだろう
らっだぁ
手足が震える …………らしくないな
らっだぁ
らっだぁ、
らっだぁ
きょー
らっだぁ
きょー
らっだぁ
きょー
お守りや
らっだぁ
渡されたのは、ごく普通の神社の お守りだ
きょー
らっだぁ
なんでこのタイミングなのかがよく 分からないが、一応閉まっておこう
それから2時間後ようやく2等、3等のペアが現れ、徐々に人が多くなって きた
モブ
って、怪我してんの!?
らっだぁ
らっだぁ
モブ
いるけどね。 俺のパートナーに
モブ
モブ
モブ
らっだぁ
モブ
らっだぁ
モブ
モブ
らっだぁ
てか、あいつにお礼も何も言ってないな………
らっだぁ
帰り道
らっだぁ
らっだぁ
らっだぁ
きょーさんとのことは絶対にお父様の 耳に入っているだろう
らっだぁ
らっだぁ
夜の公園で一人、星を見上げていた
あぁ、時間なんて止まればいいのに
ずっと夜のままでいい
らっだぁ
まあいいや
らっだぁ
ガサッ
らっだぁ
バッ と音のした方を見る
らっだぁ
見ると、覆面を被った 天使系の人がこちらを見ていた
なんか言ってたっけ? 天使系の人は悪魔を連れ去るって………
らっだぁ
連れ去られる………?
らっだぁ
相手は手から炎を出して、
らっだぁ
らっだぁ
俺も、青鬼の爪を出して………
あれ?
『戦う』ってどうするんだっけ??
らっだぁ
学校で習ったはずなのに、 毎日訓練してるはずなのに………
らっだぁ
駄目なんだ
俺は本番に弱い
こういう時にわざわざやり方を忘れる
らっだぁ
けど、体は逃げない
最後の炎がこちらに飛んできた 時だった
結界が張られたのは
らっだぁ
は……?
バチッバチッ と雷の結界が俺を囲うように張られた
らっだぁ
お守りが結界を張ったのだろう
きょー
『師匠』から、らっだぁには気をつけろって、
このことやったんか
らっだぁ
きょー
こっちだ
すると、天使系の奴はきょーさんの方に注意を向けた
きょー
そのままやぞ〜?
ドンッ とあいては炎の威力を挙げて速く 打つ
が、右に左に黒い翼できょーさんは 避けていく
きょー
きょー
いつの間にか背後に回って
きょー
きょーさんは自前の斧を取り出して 天使の首の寸前で止めた
きょー
らっだぁ
え?きょーさんってそんな声でるの?
きょーさんの声はとても低く、 学年最弱という肩書が付いている者 とは思えないほどだった
きょー
天使は酷く怯えた顔をする
きょー
きょーさんは諦めたのか、 天使に謎のお札を貼る
すると天使は気絶した
らっだぁ
きょー
きょー
らっだぁ。
らっだぁ
きょー
師匠のことを恨んでね?
バチッ と全身に痛みがはしる
らっだぁ
俺は意識を手放した
よし、きょーさんは一生呪おう、 と気絶する前に思った
次回:きょーの師匠