この世のどこかに蛾の国という国がある
そこでは4つの國が争っていた
黒の女神と呼ばれる
黒螺
黒螺(こくら)
青の聖女と呼ばれる
青螺
青螺(せいら)
白の伝説と呼ばれる
白螺
白螺(はくら)
赤の女王と呼ばれる
赤螺
赤螺(せきら)
蛾の國は広く大きい、
戦乙女が1度は憧れる國だ
これは4人のうちの黒螺の物語
黒螺
まだ準備が出来ぬのか!
黒兵士
も、もう少しですので、、、
黒螺
その言葉は何度も聞いた!
黒螺
青螺と赤螺と白螺は仕事が早いのに!
黒螺
なぜ同じように出来ぬのか!
黒兵士
後、100人ほどで、戦士は揃います、、、!
黒螺
100人だって!?
黒螺
100って10を何倍したかわかってるか?
黒螺
10倍だぞ?
黒兵士
はい、承知しております、、、
黒螺
もういい、お前も楽になれ
黒兵士
え?
ザクッ
黒螺
城下町まてま行ってくる
黒女官
はい…
黒いコートを羽織り、城下町へと出た
黒女官
……………
黒女官
ほんとにあの人女なのかしら、、、
黒乳母
ええ、れっきとした女よ
黒女官
はぁ、、
黒螺
そこの者蛾の國の統一に手伝ってくれぬか
住民
ごめんなさい、、、
黒螺
そうか、
黒螺
いい男がおらん
黒螺
酒場にでも行ってみるか
黒螺
、、、、、、
黒螺
っ!
黒螺
あの男ならいける、、、
黒螺
そこの男蛾の國を統一に手伝ってくれぬか
男が振り向く
黒螺
っ、、
青年
ええ、もちろんいいですよ
黒螺は初めて自分が恋に落ちた音を聞いた
その青年の真っ直ぐな瞳に吸い込まれるように
黒螺
ついてこい
青年
、、、、、、
黒螺
帰ったぞー!
黒女官
早かったですね
黒螺
ああ、1人だけ見つけたがこれでいい
黒螺
青年よ
黒螺
後で私な部屋に来い
黒女官
珍しいわ
青年
え?
黒女官
あの人男は部屋に入れないのよ
青年
どうして?
黒女官
さあ、姫様のことだもの
青年
姫?あれが?
黒女官
まあ、黒の女神って呼ばれてるくらいだから
黒乳母
戦が好きなんだよあの子は、、、
青年
もうそろそろいったそうがいいですかね、、、
黒女官
待たせない方がいいわよ
黒乳母
姫様の部屋は6階よ
青年
はい、
コンコン
黒螺
どうぞ
青年
黒螺様、どうされたのですか?
黒螺は立ち上がり青年の頬を触る
黒螺
お前の目は今まで見た中で1番綺麗だ
黒螺
戦で倒れたものは目すら見せてくれない
黒螺
誘惑を行う者は目が笑っていない下手だ
黒螺
出世を狙うものは濁って見える
黒螺
めは感情を表すものだ
青年
はぁ、、、、、、
黒螺
でもお前は違う
黒螺
後ろ姿を見た時はこいつもかと正直思ったが
黒螺
目は違った
青年
そんなことないですよ
青年
私だって出世して楽したいですよ
黒螺
目は口ほどに物を言うと言うじゃないか
黒螺
さっきのは嘘だろ
黒螺
本当はどうだっていいと思ってるんだろ
青年
、、、、、、
黒螺
お前はただの人ではない
黒螺がドアの前にいる青年へと歩き出す
黒螺
この私に、、、、、、をさせたのだから
青年
え?何をさせたって?
黒螺
聞こえなかったのか、、、まあいい
黒い髪をかき上げながら机に戻る
黒螺
お前に名をつけよう
青年
名前、、、
黒螺
私がお前にあった時に私が感じたことを
名前にしてやろうと思う
名前にしてやろうと思う
黒螺
お前の名は
黒螺
恋落だ(れんおち)
青年
!!
青年は目を見開いて黒螺を見るそしてまた驚くことになる
なぜなら黒螺は
涙を流して笑っていたから
黒螺
なんだか
黒螺
懐かしい気持ちがする
青年
何故ですか
黒螺
聞きたいか?
青年
はい
青年
僕姫様に尽くして行きたいから、、、
青年
もっとあなたの事を知りたいから!
続く
こんな物語書いてみたかったんですよね
今回は黒螺の話ですがまだ白螺、赤螺、青螺の物語もありますので
ぜひ楽しみにしていてください(*Ü*)ﻌﻌﻌ♡
作꧁𐬹𝓎𝓊𝓃ℴ𐬹꧂