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Yuka
Yuka
この世界に来て1日目
私達は沼の端っこで野宿をしていた
アリサ
メイジー
すごい具体的な愚痴を聞いてしまった私達3人は
今日の朝ご飯を用意していた
…まぁ、朝ご飯とは言っても
非常食とかだけど
メイジー
メイジー
メイジーちゃんは空を見上げる
たしかに 今は朝の7時
それなのに綺麗な満月が出ていた
アリサ
アリサちゃんはポツリと呟く
Yuka
アリサ
メイジー
私とメイジーちゃんは驚愕した
まさか、この世界が『幻』で作られた世界だったなんて…
ルカ
朝食作りが一段落すると
ルカくんが起きてきた
メイジー
Yuka
アリサ
そんなたわいの無い雑談をしていると…
アレス
アレス
アレスくんが大慌てで走ってきた
Yuka
私が質問すると
アレス
アレス
女の子?
Rui
かなり後ろからRuiくんが走ってきた
軽い息切れを起こしてるみたい
アリサ
メイジー
もしかしたら…この中のムードメーカーはRuiくんとメイジーちゃんなのかもしれない
ルカ
Yuka
Yuka
私達は朝ごはん前に 手がかりを頼りに
その声を辿ることにした___
Yuka
私達はRuiくんとアレスくんの助言のもと
聞こえてきた声の持ち主を探すこととなった
Rui
先頭を歩くアレスくんとRuiくん
トンネルはどんどん奥に続いている
アリサ
メイジー
アレス
アレスくんはランタンを灯す
一応、人数分あるので
全員が灯りを灯して進めていた
そのときだ
Rui
Rui
先頭を歩いていたRuiくんが足を止める
ルカ
アレス
アレスくんは壁を叩く
Yuka
けれど 上から壁紙が貼られているみたいで
扉はビクとも動かなかった
アリサ
アリサ
しかも 壁紙の上からはお札が貼られているという
とても奇妙な扉だった
メイジー
ルカ
ルカくんとメイジーちゃんは拒絶反応を起こしかけている
アリサ
Rui
Rui
Ruiくんは進行方向を私達の方に向けて
Rui
Yuka
戻る道を目指して歩きだした
だけど 私だけは気持ちがモヤモヤしていた___
メイジー
メイジーちゃんは不満そうにお腹をさする
アリサ
アリサ
朝食を取り終わった私達は
今回の作戦会議を立てることになった
ルカ
Yuka
Yuka
アレス
アレス
3人1組とは:最初(序章)で出会った3人を1組にしたことである
Rui
Rui
2人1組か…
たしかに…そっちの方が動きやすそうかも?
Yuka
メイジー
ルカ
Rui
アリサ
Yuka
アレス
そして、私達は2人1組で解散した
Yuka
アレス
アレス
私とアレスくんは解散場所から 少し離れた木の裏に隠れていた
Yuka
Yuka
Yuka
私の視界に映ったのは
小さな動物を纏って銃を持った人物
アレス
Yuka
アレス
アレス
と、アレスくんは私の手を引いて一目散に森の深く奥に迷い込んだ___
Yuka
奥まで歩くと、私は足を止める
アレス
私はさっき訪れた洞窟が気になって仕方なかった
Yuka
Yuka
アレス
アレスくんはすぐに理解した
だから
Yuka
私は勇気をだして言ってみた
もちろん否定されることは分かっていた
『ずっとね…気になって仕方ないんだ』
Yuka
一か八かの賭け事だった
アレス
しばらくしてアレスくんは
アレス
素直に私の意見を受け入れてくれた
アレス
アレス
やっぱり…
アレスくんも気になっていたんだ
そして覚悟を決めた私とアレスくんは
トンネルに向かって再び歩き出した___
Yuka
Yuka
洞窟に着いた私とアレスくんは
早速例の場所を探してみることにした
アレス
アレス
そんなたわいの無い話をしながら 暗い洞窟を歩いていった___
Yuka
Yuka
私とアレスくんは 例の場所に辿り着いた
アレス
ビリビリ…
扉に付いた謎の壁紙を剥がす
Yuka
アレス
私がドアノブに触れると
ゆっくりと動き出した___
中に入ると 暗闇に包まれていた
ランタンを灯して、足場を見やすくする
Yuka
しばらく暗闇の中を歩いていると…
アレス
アレスくんの方を目にやると 誰かが牢屋に捕らわれていたのを確認できた
???
牢屋に囚われていたのは
私と同じ背丈ぐらいの女の子
髪の毛が短くて ピンク色の肩出しニットを着ていて…
Yuka
私はすぐにこの子が誰かなのか
理解できた…
Yuka
Yuka
そう__それは
3日目生存後 行方が分からなくなっていた
双子の妹のMaiだったことを___
アレス
アレス
アレスくんも 何か心当たりがあるみたい
Maiを助けるため なにか手がかりがないか探していると…
ガシャンッ
私は牢屋に 繋がれていた鎖を踏んでしまった
???
誰かが来てしまった
Yuka
バレないように息を潜めたけど…
Yuka
その男の人の持っていた銃から
何やら白いぬいぐるみが飛び出していた
アレス
なんとかかわしたのはいいけど…
これからどうしよう?
???
Yuka
私は交渉をしてみた
???
???
あっさり交渉できた
???
???
そう言って男の人は私達に襲いかかってきた!
???
Yuka
Yuka
私達はひたすら男の人が放つ 白いぬいぐるみを避け続けた
アレス
この勝負は耐久戦
私達か相手のスタミナのどちらが切れたら終わる___
???
このままだと…私達の体力の限界が来てしまう
そして、すでにランタンは2人とも打ってしまい
もう後がない
アレス
アレスくんが足を擦りむいてしまったようだ
Yuka
アレス
アレス
私の前にはぬいぐるみが迫っていた
これはもう避けれない…
全てを諦め 目をつぶった
その時だった
Yuka
Yuka
一体 何が起きたの?
敵の方を向くと___
ルカ
メイジー
ルカくんとメイジーちゃんがいたのだ
Yuka
Yuka
メイジー
ルカ
すると 2人は敵に向かって走り出し
華麗な動きで攻撃を避け続けた
Yuka
アレス
私達は連携し、Maiを助けに行くのであった___
Yuka
Yuka
あの後 私とアレスくんは
メイジーちゃんとルカくんに助けられて
無事にMaiを救出することに成功した
メイジー
メイジー
ルカ
アレス
アレス
ちなみに、あのオバケは
ルカくんとメイジーちゃんが木っ端微塵にしてくれたらしく
まだ気絶中のようだった
Mai
Maiもあれから意識を取り戻し
無事に帰還することが出来た
Yuka
メイジー
…ん?パーティってどういうこと?
Mai
…んまぁ、メイジーちゃんが楽しそうならそれでいっか!
トンネルを抜けて
のんびり歩いていると
Rui
後ろからRuiくんの声が聞こえてきた
アリサ
しかも 隣にはアリサちゃんもいた
Rui
Rui
Mai
Mai
どうやら、Maiはメイジーちゃんと気が合うみたいだ
そんな楽しいひとときを7人で過ごしていると___
???
???
カエルがこっちに向かってくるのが見えた
Yuka
Yuka
私の言葉で理解した6人は
顔をあげると オバケがこっちに向かって襲いかかってきたのだ
アリサ
アリサ
私達7人は マンゲツの沼を走り出す
ルカ
Rui
この話が本当なら…Ruiとアリサちゃんの2人は このオバケに追われていた___ということになる
アレス
アレス
そう___この世界にも制限時間がある
私達に与えられた時間は
Yuka
朝9時〜夕方18時の9時間
9時間逃げ切ることが出来れば…1日目はクリアとなる
時計のタイマーは時を刻む
Yuka
気付けば残り5秒になっていて…
Yuka
無事に1日目を逃げ切ることができた
メイジー
???
オバケが私達から離れていく
Yuka
Mai
Yuka
私はMaiにそう話す
そして 私達は拠点に向けて足を運び出した___
〜18:45 拠点到着〜
メイジー
メイジー
Mai
私達7人は拠点に戻り
Mai生還のお祝いとして少し豪華な料理を食べていた
…とは言っても、非常食で美味しそうなやつを出しただけなんだけどね
アリサ
Mai
Maiはあのあと どうなったのかを全て私達に打ち明けることにした
Mai
Mai
Mai
Maiは俯く
…嫌な記憶を思い出してしまったのかも知れない
Rui
隣でメイジーちゃんは肩をさする
Mai
Mai
…もしかして、あの通信のことなのかな
Yuka
私がそう言うとMaiは静かにうなづいた
Mai
Mai
アレス
Yuka
Yuka
Mai
Mai
Mai
Mai
私は少しずつ頭の中で推理していく
Mai
一体 何を調べていたのだろうか…
食事を済ませた私達は
明日のチーム分けについてをはなすことにした
Yuka
アリサ
Rui
Mai
ルカ
メイジー
Mai
Mai
Mai
Mai
メイジー
メイジー
アレス
ルカ
こうして 私達の2日目以降の組み合わせの話し合いは 幕を閉じた
夜が深くなった時間のこと
Yuka
Yuka
私は目が覚めてしまった
テントは2人1組編成となっていて
私の隣では アレスくんが気持ちよさそうに寝ている
Yuka
私は眠気覚ましに、夜道を散歩することにした
Yuka
実際にこんな 近付いてみたことがなかったから
とても嬉しかった
沼全体を照らす満月は
あまり霧がかかっておらず
黄色いお月様が顔を覗かせていた
Yuka
そう 私は月を見とれていたのだ
Mai
Mai
後ろから声が聞こえて振り返る
そこにはMaiがいた
Yuka
Mai
Mai
Mai
Mai
Yuka
Yuka
Mai
Yuka
Maiは私の隣に座る
Yuka
Yuka
Mai
Mai
…Suzuか
そういえば、TubasaくんとSuzuは逃げ切ってるのかな
Mai
Yuka
あれから、Suzuは音信不通で
中々連絡が取れていない
Yuka
Yuka
Mai
Mai
Yuka
夜の気温は20℃ちょっと
夏の温度とはいえ 少しヒヤッとしていた
Mai
Mai
あれから 少し語って20分
少し体が冷えてきた
Yuka
Mai
そして 私達は2人___
テントに戻って一夜を過ごしたのであった____
Mai
Day1終了