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薄桜鬼

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薄桜鬼

20 - 羅刹に、?

♥

100

2023年09月29日

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千雪

どうも〜

主様

どうも!

千雪

今日は確か……羅刹かな

主様

そうだね!

千雪

あ〜…嫌だなこの話は…

主様

そうだけど今回はね?

千雪

そうだね

千雪

ではどうぞ

主様

どうぞ!

千雪

はぁ…

千鶴

山南さん……

千鶴

……!

千鶴

(あの時沖田さんが言ってた薬ってなんだろ…)

千鶴

山南さん?

千鶴

どこに行くんだろ……こんな時間に…

千鶴

……!

敬助

真逆君に見つかるとはね予想もしてませんでしたよ

敬助

雪村くん

千鶴

山南さん…

敬助

どうぞお入りなさい

敬助

これが気になりますか?

千鶴

それ、なんですか?

敬助

これは君の父親の綱道さんが幕府の密州を集めて作った薬です

千鶴

へ!?

敬助

元々は西洋から渡来した薬だそうですよ

敬助

人間に劇的な変化をもたらす秘薬としてね

千鶴

劇的な変化、ですか

敬助

えぇ

敬助

単純な表現するのでしたら…主に筋肉と自己治癒力の増強でしょうか

敬助

しかしそれには致命的な欠陥がありました

敬助

投薬された人間がどうなるかその姿はあなたもご覧になったでしょう

千鶴

……!

敬助

薬を与えられた彼らは理性を失い血に飢えた化け物と成り下がりました

千鶴

……!

敬助

綱道さんは新選組という実験場この薬の改良を行っていたのですよ

千鶴

そんな、父様が人を壊すような実験を…

敬助

しかし残念ながら彼は行方不明となり、薬の実験は中断されてしまいました

敬助

あの人が残した資料を元にして私が手を加えたのがこれです

敬助

服用すれば私の腕は治るのかもしれません

敬助

薬の調合さえ合っていればね

千鶴

かもって危険すぎます!

千鶴

そんなものに頼らなくても山南さんは!

敬助

こんなものに頼らなくては私の腕は治らないんですよ!

敬助

私は最早用済みとなった人間です

千鶴

そんなことありません!

千鶴

みんな優しい山南さんの事が好きです!

千鶴

だから…

敬助

剣客として死にただ生きた屍となれと言うのであれば人としても死なせてください

千鶴

山南さん!

敬助

……っ、

千鶴

山南さん?

千鶴

大丈夫か?

千鶴

うわっ!

千鶴

山南……さん

千鶴

ゲホケホ

千鶴

はぁはぁ……

敬助

失敗した、ようですね

敬助

自分が思ったより、賭けに、弱かったよう、ですね、

千鶴

山南さん大丈夫ですか?

敬助

人の心配をする暇は無いでしょう?

敬助

今のうちに私を〇しなさい

千鶴

〇す!?

敬助

薬は失敗……

敬助

私の意識はなくなりかけています

敬助

このままでは……君を〇してしまう…

千鶴

そんな、そんなことできるわけないじゃないですか

敬助

やりなさい!

千鶴

山南さん?

敬助

心臓さえ貫けば〇ねますから

千鶴

山南さんやめて!

敬助

さぁ、〇してください

千鶴

ダメです!山南さんやめて!

千鶴

誰か!誰か来て!

千雪

スピースピー

総司

千雪くん起きて

千雪

んん?

総司

千雪くん

千雪

ん、?総司?どうしたの?こんな昨夜に

総司

山南さんの部屋から声が聞こえるから行くよ

千雪

分かった

千雪

(もしかして、薬に手を出した?)

千雪

(まず行こう)

千雪

終わり

主様

中途半端

千雪

しょうがないでしょ

千雪

あなたのせいだから

主様

それに千雪くんあんまり出せなかった!!

千雪

土日と来週は休み多いんだからやりなよ?

主様

そうします

千雪

それでは

主様

バイバイ

千雪

バイバイ

千雪

(薫早く出ないかな)

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