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ブクマ失礼します
赤主人公 トランス男性
紫、橙は出ません
桃、青、黄はクラスメイト設定。
主
俺。そう言うと皆んなが心配をする。
僕と言えば、僕っ子と言われて
私。そういえば皆んなニコニコ笑う。
赤
俺はトランス男性。
性同一性障害と言うのだろうか、
産まれた時に、医師からは女性そう言われた、しかし、俺自身は男性と認識している。
そう思うようになったのは小学生ぐらいの頃だろう。
髪が長くなっているのが嫌になり、切りたいと思うようになり
次第にスカートを履くのですら嫌になる。
赤
桃
黄
赤
青
赤
青
赤
俺も…男なのにな…
中学に上がって、学校には女子はスカート男子はズボンとなった。
しかし、女子は寒い人や、肌を出すのがダメな人などが多いことからズボンでも可能になり俺はズボンにした。
赤
母
赤
母
赤
青
桃
黄
赤
モブ
桃
赤
黄
赤
嘘。心配かけない為。不自然に感じないように
青
赤
母
赤
母
赤
もうわからない
本当の自分は何処にいるのか
何か言われて
自分が女なのに気づいて
嫌になる
死にたくなる。
だから
言われないようにすれば良い
俺は履きたくないと思って、
どんどん嫌いになったスカートに足を通した
赤
母
赤
青
桃
きもい
短い髪も胸あたりまで伸ばした
黄
モブ
死にたい
赤
モブ
赤
やだ
やめて
女の俺に触れないで
俺は、私は
自分がトランス男性なのを隠し続けた
偽の笑顔作って
自分を殺した
これでいい
これが良い
皆んな。
心配そうにしていたのに
親も
先生も
幼馴染も
クラスメートも
皆んなニコニコ
これで良いんだきっと。
いいんだ…よね?
これからもずっと
俺じゃなくて
私の生活
主
男の子みたいに短かった髪を肩まで伸ばした。大嫌いだったスカートに時々脚を通すようになった。母も父も担任の先生もほっとしたような顔をして喜んだ。ああ、これが望まれた未来なんだ、ただ、親友だけが「好きな人が自殺しちゃったみたい」寂しげな瞳を揺らした
みたいな感じです。