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『相合傘』 桃黄

『相合傘』 桃黄

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『相合傘』 桃黄

♥

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2021年05月17日

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自分

こんにちは。

自分

桃黄です。

自分

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自分

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自分

苦手な方は閲覧をお控えください。

自分

では、どうぞ。

放課後。

昇降口を出ると、地面を打ちつけるほどの雨が視界に入った。

最悪だ。

今日、天気予報を見るのを忘れて傘を持ってきてなかった。

どうやって帰ろうか。

濡れて帰る?

そうすると、風邪を引いてしまうだろう。

止むまで待つ?

でも、この雨の量。

しばらく止みそうにない。

このとき僕はあたふたしていたのだろう。

その様子を彼は見ていたらしい。

よっ!

うわッ…!?

彼は一学年上である桃先輩。

部活で一緒で内気な僕とよく会話をしてくれる優しい人だ。

だから、僕は桃先輩に惚れている。

何でそんな慌ててんだよw

な、何も無いですよ…、!?

嘘つくなってw

傘、ねぇんだろ?

すぐ僕の様子を理解した先輩。

そうなんですよ、

…どうやって帰ろうか考えてたんです…、

先輩は傘持ってるんですか…?

まぁなw

はぁ…どうしよ…

濡れて帰ろうかな…、

何言ってんの、w

一緒に帰るんじゃねぇの?

…え?

僕はそんな約束をしていない。

一緒に帰るって、先輩の傘の中に入れてもらうってこと?

僕なんかが入っていいのか。

そもそも好きな先輩と一緒に帰ってもいいのか。

頭が混乱している。

そんな僕をよそに、桃先輩は僕の腕を引っ張って傘の中に入れた。

ほら、早く帰るぞ?

僕は先輩に甘えることにした。

帰りながら、先輩と他愛のない話をした。

僕にとっては幸せすぎる時間。

でも、先輩の近くにいることに気が引けてしまい、少し離れていた。

_________?w

あははっw

…あれ、黄肩濡れてね?

…え?…あ、本当だ…

もっと近く寄れって、w

ぐいっと肩を寄せられ、バランスを崩してしまった。

その勢いで、先輩の腕にしがみついてしまう。

あ…!?すいません…!

は、離れますね…!?

え、?何で離れんの?

黄が濡れちゃうじゃん、

いや、でも…!

だーめ。

今度は優しく腕を引き寄せて、

このまま帰ろ。

え、あ……

なに、俺と帰るの嫌なの?

そう耳元で囁いてきた。

恥ずかしさで顔が爆発しそうになる。

ちらっと先輩の顔を見ると、

少し顔が赤くなっていた気がした。

自分

ありがとうございました。

自分

♡ください(((

自分

…♡とコメント、フォローの3つお願いします。

自分

では、さようなら。

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