雲みたいに掴みどころがない
ドジで危なっかしい
いつもぼんやりしてる
そんなお前だから
きっと俺のことも
“ただの幼馴染”
くらいにしか
思ってないんだろうな
どういう流れで
あんな話になったのか
はっきりとは覚えてないけど
君
君
その一言と
お前の笑顔が
ずっと、頭から消えない
なんとなく
分かってはいた
お前がアイツを見る瞳は
俺に向けられるものと
全然違って
小説なんかに出てくる
“あの人は私の太陽”
って台詞が
何故か頭に浮かんで
って
本当は嫌なのに
そう言うしかなくて
なんてのはただの言い訳で
俺に意気地がないだけなんだ
でもせめて
そっとお前を見守りたい
辛いけど
それしかできないから
俺は太陽にはなれない
なれなくていい
けど、今は
ただ静かに見守るだけの
お前の
君の月で
いさせてください。
Fin.
賢流
麗流
賢流
麗流
麗流
賢流
麗流
賢流
麗流
麗流
賢流
賢流
賢流
麗流
賢流
麗流
賢流
賢流
賢流
麗流
賢流
賢流
賢流
賢流
麗流
コメント
15件
太陽になれないなら、せめて月になりたい。素敵ですね!!
切ないですね··· 最後の表現が素敵でした!