朔久
朔久
朔久
shk
回収はできた.........
どうせいつもどうり中身は ないんだろうから、 ここから歩いてもまだ5限目には 間に合う
ったく金くれない上に 弁当無しって.........
まぁ、慣れたけどな.........
shk
shk
shk
っクソっ走ったせいで余計に フラフラする.........
でも、倒れることは無い.........はず.........
教室までもって、座れれば俺の 勝ちだよな.........
shk
shk
やっと着いた.........
1年塔まで長いんだよな.........
sm
shk
shk
sm
shk
shk
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shk
今は、弁当開けて、わざわざ箸とか 出して、少ない弁当を 食べる気にはなれない。
ってか喋ってるだけでも頭が ふらふらする……これは 寝たフリでも、寝るでも、 どっちでもいいからしないとな。
sm
あぁ、スマイルが怪訝そうな顔を している。
でも、これは俺の身内の問題だし、 スマイルには迷惑かけたくない。
だから、俺はスマイルにも 隠させて貰う。
その方がスマイルのためだしな。
sm
何か聞こえるが、眠たいので、 寝させてもらう。
彼の静けさと、クラス内の 団らんとした騒ぎ声が 子守り歌になり、
俺を眠りへ誘う………
shk
俺の友人が帰ってきた。
午前中の授業は真面目に 受けていたが、4限目が終わった時、
彼は急いで走って行った。
彼はいつもどうり、 いつも以上のクマをつけて、
授業を眠たそうに受けていたのを 思い出す。
sm
彼は疲れているのか、他にも 何かあるのか、ふらふら しているので、生存確認も 含めて話しかける。
shk
shk
それは、俺もたいそうに 言えたことではないが、 リアクションの薄いものだった。
彼にしてみれば珍しい。
sm
shk
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彼は、細いとは言い難い 細すぎる肉の無い腕皮と 折れそうな腕を机の上に置き、 うずくまって寝ようとする。
shk
彼は機嫌が悪いというか、 聞かないでくれと 言わんばかりに言ってくる。
sm
いつもそうだ。弁当を 食べない時はしばしばあり、 俺に弁当の中身を 見せることなんてしてこない。
早弁や、俺の見えないところで 食べているのか知らないが、 彼の腕や体型は、 彼が倒れないか俺を不安にさせる。
sm
俺はそんなに頼りないのだろうか。
そして彼の小さすぎる体は、 何を背負っているのだろうか。
そして、その重荷や 彼の辛さは俺には 背負わせて 貰えないのだろうか。
俺のぐるぐると回る思考は、チャイムの音によって遮られることとなった。
コメント
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神見つけたわ
ちゃんと頼ってくれよshk…