/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
あの後、スキップで家路についたが
ドアの前であることを思い出す
恵那
恵那
恵那
深呼吸をして、戸を開ける
恵那
靴が、無かった
疑問に思いリビングに行くも母の姿は無い
代わりにあるのはテーブルの上のお金だけ
恵那
母はきっと「客」に呼ばれたんだ
今夜も帰ってこないだろう
恵那
謝りたかったのに
夕飯は一緒に食べたかったのに
「男」の元へ行っちゃった…
恵那
母さえいればいいのに
二階へ、駆け上がりベットに飛び込んだ
涙が溢れる前に寝てしまおう
恵那
起きると16時だった
ベットから立ち上がり、リビングに向かう
母がいる事を願って
恵那
やっぱりいなかった
広いリビングにひとりぼっち
その現実を受け止めたくなくて外へ飛び出した
将人
将人
爽
将人
文句を言いながらキーボードを打ち込む
16時か…
将人
チラリと先輩を見るものの終わりそうな気配は無い
俺も残ろうかと考えたが手で追い払われた
将人
何しようか…と会社から出ると
恵那
女が、立っていた
いや、この髪色見覚えあるな
アイツか…
将人
恵那
目には涙が溜まっていた
前の雰囲気とは違う様子に拍子抜けした
涙で濡れ、妖艶な雰囲気に戸惑う
将人
恵那
震える声だが無理して笑みを作っていた
その口で呟かれる「爽」という言葉に
さっきと同じ胸にザワつきが訪れた
将人
恵那
痛々しいほどの作り笑い
センパイになら素を出せんのかよ
俺らしくない
センパイに対抗心を燃やすなんて
将人
恵那
将人
手を引っ張り、近くの喫茶店に入る
チラリと女の顔を見れば、戸惑いからか涙は消えていた
恵那
将人
恵那
将人
恵那
やっとコイツらしい表情が見れた
3度しか会ったことはないが、コイツはこうでなくては
将人
恵那
はにかんだ後にメニュー表を見て
恵那
将人
前言撤回、コイツはしおらしい方が可愛げがある
まあ、自由さ全開で安心したけど
将人
頬杖をつき女の方を見る
聞くならこのタイミングだろう
恵那
気まずそうに口をパクパクとさせた後
意を決したように話し始めた
恵那
恵那
恵那
んなドラマ見たことも聞いたこともねえ
何よりコイツの表情が実話だと物語っていた
将人
恵那
将人
恵那
将人
将人
将人
将人
将人
恵那
将人
恵那
将人
恵那
将人
自らボロを出すとは…
コイツといると飽きねえ
気に食わねえ奴、だったんだけどな…
恵那
将人
一口分のお礼を口に含む
将人
恵那
口に入れる寸前の苺を腕ごと引っ張り食べる
顔を真っ赤にさせている姿を見て満足する
将人
金と連絡先の書かれた紙ナプキンをテーブルに置き立ち上がった
将人
恵那
面倒事がなくなり嬉しいはずなのに…
将人
素っ気なくなってしまった
恵那
テーブルに置かれた紙ナプキンを見て笑う
意外と良い人だったな…
一緒に新しい道を探してやれよ
恵那
このパフェを食べ終えたら家に帰ろう
そしてお母さんが帰ってきたら謝って
思いを伝えよう
新しい生活に向かう為に
コメント
14件
展開が面白い！
やんべえキュンキュンするぜぇ！！
あー。でも私将人さん推しかもしれないですw 今回もスッゴク面白かったです！
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ