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人形銀河の計画

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人形銀河の計画

6 - 心を開いた者を攻撃する人形

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2022年11月12日

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朝陽

銀は命を取り留めたものの、記憶をすべて失い、ただの木偶人形になっていたのだ。
銀の記憶が戻ったことを感じた白龍は力を回復し、 平泉を襲う災厄を焼き払っていく。
そうして平泉は守られたが、望美の心の中にはわだかまりが残る。
泰衡のしたことは決して許されるものではない。
けれど、泰衡もまた苦しんでいたことを望美だけが知っている。
2人の気持ちを知りながら、それでもなお、 自分は2人を助けることが出来なかったと悩む望美。

朝陽

銀は望美を助けるために、自分の身体を乗っ取らせる形で 泰衡の前に姿を現す。
それは呪われた者の身代わりとなる傀儡のような存在になるということ。
傀儡となった銀は、そのまま戦場に向かい、 自らを犠牲にして、荼吉尼天ごと泰衡を燃やしてしまう。
こうして戦いは終わり、皆がそれぞれの場所へと帰ってゆく。
ただ一人、望美だけは、銀のことを忘れることができない。
そして望美は決意し、現代に戻ることを決意する。
1周クリア後、2周目に入る前に、「この先どんなルートがあるか知りたい!」と思った人は 是非プレイしてみて下さい! 本編では明かされなかった謎が明らかになるし、 本編よりも先に知ることができる部分もあるはずです!!
※注意事項
・ゲームの性質上ネタバレが含まれます。未プレイの方はプレイ後に読むことをお勧めします。
・キャラ崩壊あります。特に将臣くんとか……。
・私個人の感想なので異論はあると思います。あくまで個人の意見だと理解した上で読んでください。
【あらすじ】
平家打倒のために立ち上がった源家一行。
しかし平家は既に九州まで追いつめられていた。
このままではまずいと、一計を案じた平家一門。
それは「源氏の総大将である源頼朝を殺すこと」であった。
平家一門はその命に従い、頼朝を襲うが失敗に終わる。
そのせいで平家は窮地に立たされるが、実は頼朝の命を狙ったのは、

朝陽

銀は泰衡と戦い、ついに倒すことに成功する。
けれど呪いにより、銀は死ねない体になってしまう。
泰衡を倒し、白龍の逆鱗を手にいれた望美たち。
けれどそれを使おうとすると、泰衡の最後の悪あがきによって 逆に呪われてしまって動けなくなる。
そこに、京にいたはずの弁慶とリズヴァーンが現れ、助けてくれる。
弁慶曰く、泰衡は死に際に、「荼吉尼天は封じられたが、呪われた者は他にもいる」と言い残したそうだ。
それはおそらく平家の残党のことだろうと。
そして泰衡を倒した今、荼吉尼天を封じるのは容易いことだろうと言う。
弁慶たちは急ぎ、荼吉尼天がいるであろう六波羅へと行く。
そこには、泰衡が望美たちにかけたのと同じ呪法がかけられていて、 しかもそれが泰衡の死とともに解けかけている。
しかし、その呪法は複雑すぎて、誰も解くことは出来ない。
唯一可能性があるとしたら、白龍のみだという。
そうして白龍を呼び出した一行は、泰衡の呪法が消えるまで、 白龍の力で泰衡の記憶を消し、荼吉尼天を封印することになる。
その後、白龍の力で、泰衡が望美に仕掛けた呪法のすべてを消す。
こうして、泰衡との戦いが終わった。
―――というところで、エンディング

朝陽

銀は、「自分は荼吉尼天の手先であり、平泉を滅ぼすために送り込まれてきたのだ」と告げる。
しかし本当は、呪縛から逃れたい一身で、自ら命を絶とうとしていただけなのだと。
それを阻んだのは、望美だった。
死にゆく自分を救ってくれたのは望美だと知った銀は、 自分が誰よりも愛した人はやはり彼女だけだったのだと思い出し、 もう一度やり直すことを誓う。
そして、ついに泰衡は望美に勝ったかに見えるが、 実は白龍の逆鱗に触れたのは泰衡の方で……?!
―――と、いった感じです。
1周クリア後なのでネタバレ全開&超駆け足になってしまいましたが……。
ゲームではこのあとさらに2つのルートに分かれていて、 それぞれのエンディングになります。
でもって、私がプレイしたのは『暁月』と呼ばれるエンドです。
2周目以降でないと見られません。
以下、ネタバレ含みつつ各キャラについて思ったことを書いておきます。
まず九郎さん。
彼はとにかく優しい人ですねー。ほんといいお兄ちゃんです。
特に今回は、望美が女の子らしくなっていくにつれどんどん女性不信に陥っていくし、 ヒノエに対しても「お前のせいじゃない」とか言ってくれるけど、 結局は「俺が悪いんだ……」みたいな自己嫌悪に陥りまくりだし、見てられない。

朝陽

銀、自分が死んでしまったと思い込んでいる泰衡の前に姿を現す。
泰衡の目論見を知った上で、自分が生きていることを知らせに来たのだと言う。
泰衡に討たれそうになるが、間一髪で逃げ延びた銀は、そのまま姿を消す。
そしてその後、荼吉尼天は封じられたものの、 今度は金華山にある「鏡石」と呼ばれる場所に封じられることになる。
それは泰衡があらかじめ仕込んでいたことであり、 金華山のふもとにあった小さな神社を潰して作ったものだった。
泰衡の目的は最初から最後まで、荼吉尼天ではなく、 神子にされた自分の妹・小蓮姫の復活だったのだった……。
******
***
望美の愛した銀……重衡の真実が明らかになりましたね! 重衡といえば、義経と共に壇ノ浦に沈んだ悲劇の人物です。
そして彼の兄・宗盛もまた、平家一門の滅亡の際、討ち死しています。
彼ら一族の悲劇は、こうして今もなお続いているのです。
また、今回の話で明らかになったことの一つとして、 泰衡が、重衡の運命を知りながら、彼を殺さなかったことが挙げられます。
彼は、兄の仇である重衡に対し、「お前は俺の弟だ」と言い放ったそうです。
これはつまり……泰衡は、自分の弟に情を抱いていたということでしょう。
それがどんな種類の愛情かまではわかりませんが……。
彼が弟を殺すことはなかった。だからこそ、この世界では重衡はまだ生きている。
もし、彼を殺していれば、重衡は本当に死んでいたでしょう。
でもそうなると、泰衡が重衡を生かした理由がわからないんですよねぇ。
何かしら裏があるはず

朝陽

わー!生き返った!!←ここだけちょっとテンションあがったw そしてそのまま望美を守るために戦う。
でも体はボロボロなので傷ついてしまう。
それでも銀は再び自分の足で立ち上がって戦い続ける。
その姿を見た望美の心の中に、今まで感じたことのない愛おしさが溢れ出す。
「生きて帰ろうね!」
そう言って手を取り合う二人を見て、「あぁ……やっと結ばれたんだな……」と思いました。
そしてついに、泰

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