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コツコツと足音が廊下に鳴り響く

その足音は軽く子供のように聞こえる

いや、子供だ

しかしその背中は子供とは思えないほど ずっしりと重く何かを人一倍 背負ってるようだった

足音が止まる

少年の目の前には扉があった

少年と同じようにずっしりと重く見える 扉が

扉を開けて中に入る少年に声をかける

ベルモット

あら?遅かったじゃないシルバーブレット

そう呼ばれるのは先程の少年だった

コナン

……

ジン

例の件は片付けたのか

コナン

あぁ

コナン

周辺の防犯カメラも改良済みだ

コナン

証拠なんて塵一つ残ってねぇよ

ジン

子供だと舐めてたがここまでとはなぁ

ベルモット

だから言ったでしょ
この子は役に立つって

コナン

……

ジン

あぁ始めはあの薬で幼児化って聞いたからなモルモットにでもまわそうかと思ったが……

ジン

その必要はなかったようだな

ジンはコナンに近ずきコナンを見下ろす

ジン

まさかお前があの有名な高校生探偵なんて誰も思わないだろうなぁ?

ジン

なぁ?工藤新一

ベルモット

ちょっとジン
乱暴しないで

ジン

してねぇよ

コナン

……

コナン

俺には工藤新一すら分からない

コナン

俺は今の俺を生きるために組織にいる

コナン

任務をはたす……
それだけだ

ジン

ハハッ
そういえば記憶喪失とか言ったか?

ジン

まぁこちらとしては都合がいいがな

コナン

……

コナン

(そう俺は……)

コナン

(以前の記憶が無い)

コナン

(気がついたら病院の天井を眺めていた)

コナン

(何も分からない……何も知らないこの世に)

コナン

(投げ出されたんだ……)

𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎

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