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#らお
𝙼𝙸𝚈𝚄𐙚
70
ぬし
ぬし
やなと_
だいきり_
にしき_
らお_
たちばな_
ゆた_
おさでい_
あっきぃ_
夜、木造の宿の一室
メキィ……、メキィ……
暗い廊下から近づいてくる足音に、やなとは息を呑んで襖から見つめていた
トントン、と静かに扉が叩かれる
???
やなと_
宿の人
宿の人
やなと_
俺はホッとして胸を撫で下ろし、白湯を受け取った
宿の人
ガラガラ…、ピシャ
再び部屋が静まり返る
やなと_
白湯の湯気を見つめながら、俺はさっきまで読んでいたスマホの画面に目を落とした
やなと_
やなと_
そんなことを考えていた、その時だった
ブォォォォンッ_
静かな温泉街に、低く力強い車のエンジン音が響き渡った
やなと_
俺は動きを止め、耳をすませる
そのエンジン音には、とても聞き覚えがある
キキィ……、と、宿のすぐ目の前の駐車場に止まる音が聞こえる
バタンッ!バタンッ!と、車の複数のドアが勢いよく閉まる音が夜の静寂を切り裂いた
にしきの声:『あっきぃくん!ナビの履歴だと、やなとのスマホの電波、最後にこの温泉街のどこかで一瞬だけ反応してましたっ!』
あっきぃ:『うん、間違いない、この辺りの宿1件ずつ当たろう、みんな手分けして探せっ!』
窓の外から、ハッキリと聞こえてくる大切な仲間たちの声
やなと_
やなとは体を震わせ、慌てて窓の隙間から下を覗き込んだ
街灯の下、息を切らしながら必死に走り出しす、にっしー、ゆたた、だいくん、おさでい、らおらお、ばなばな、そしてあっきぃくんの姿が見えた
やなと_
まさか山奥の温泉街まで迫ってくるとは思わなかった 一瞬スマホの電源を入れただけの電波を、彼らは見逃さなかったのだ
ゆたの声:『やなとくん……っ!どこにいるのッ!?』
ゆたたの悲痛な叫び声が、夜空に響く
やなと_
早く飛び出して「ここにいるよ」と言いたい、けれどいざ本物を目の前にすると、どうしても足がすくんで動けない
やなと_
俺は大急ぎでリュックを背負い、部屋の明かりを消した、そして宿の人に気づかれないよう、裏口の非常階段から、静かに走り出した__
ぬし
ぬし
ぬし
次回♡1800
コメント
15件
今日一気読み&フォローさせてもらいました やなとくんがあんな辛い思いを抱えているのは可哀想でした だけど仲間がいることに勇気を持ってほしい この小説涙が目の中でいっぱいになるほど可哀想なやなとくんがいました これからもこの話を書くのを頑張ってください!

やなとくんは、どこまで逃げるのかな〜、メンバーとか、あっきぃくんとかの思いが良すぎる!早く救われてくれ~!💖💖