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うぉううぉう (?)
昔から
男女問わず嫌われていた
そんな僕に残っているのは
一体何なんだろう
周りから散々引かれ
楽しくもない人生を送る
この人生において
楽しかった事が一つだけあるのが
本当に奇跡だ
楽しかった部分は
いつしか黒く
塗りつぶされていき、
僕の生きる気力は
『 無 』
と
化した。
これは僕の
無と化すまでのお話。
旬
いつもと変わらない景色
それでいて、
心だけは昨日よりも重くて
僕の足枷となっていた。
旬
旬
親は居ない。
基本的には家には居ない。
仕事で遠くに行っている
良くも悪くも。
旬
旬
旬
でも、
やっぱり孤独っていうのは
辛いものだった
実際これが2割の原因かもしれない
それこそ当時は全く気にしていなかった
トッ
トッ
トッ
同じテンポで
ゆっくり降りていく
少し、
怖かった
このままここから落ちても
誰も気づかないし、
誰も助けてくれないから
間違いなく
死ぬ
恐怖を突きつけられているような 気がして
階段は怖かった
旬
当時は足を痛めていたので
余計怖かった
が、
当時は階段の恐怖は無かった
今思い返せば、
の話であって。
旬
日課だ。
誰もいないが、
挨拶を欠かさずしていた。
そうじゃないと
ずっと喋らないから
旬
旬
こんな感じで
自分ではご飯は作らない
自分は火にも恐怖があった
火への恐怖は自覚していた
それがなぜかはわからない
旬
朝はいつも静まり返っているので
とりあえずテレビをつける
旬
最近暑くなって来たからか、
天気予報は必ず見るように
していた。
旬
旬
学校は嫌いだ
学校の良さがわからないし、
塾でよくないか?とも
思っていた。
旬
でも、学校の成績が悪いと
母親がひたすらに殴ったり
罵声を浴びせたり、
蹴ったりしてくる
だからひたすらに勉強をするためだけに
僕は学校に行く。
思えばこの時点から
この行動は好きではなかった
学校に行く前の緊張感
憂鬱さ
鬱陶しさ
嫌いだった
旬
旬
大嫌いだ