くろと
くろと
くろと
※注意※ 死ネタ、BL、いふない 誤字脱字、語彙力皆無 このストーリーはフィクションです ご本人様とは一切関係ありません 地雷様や純オタ様は自衛お願いします!
このストーリーはオリジナルです 他のユーザー様の作品と似ていたとしても、パクリではありません
男子高校生
男子高校生
If
ないこから病気が進行したことを聞いて2週間と少しが経った。
俺の前の席には色すらつかない空気が居座っている。
黒板が見やすくなって過ごしやすい…なんて気持ちは微塵もない。
だって、俺の好きな人がいないのだから。
悠佑
If
悠佑
If
にこ、と笑顔を貼り付ける。 アニキの目の色が変わった。
If
音もなく席を立ち、HR前の教室を出た。
人の手がほとんど加えられていないような屋上に来る。 鍵すらかかっていないドアに浅い笑いを零した。
If
ズボンのポケットからスマホを取り出す。 指を滑らせてないことのメール画面に入った。
昨日
If
7:15
今日
If
既読 7:15
ないこ
8:13
いつも決まった時間に、ないこに一言送る。
ないこがそれに気付くのは大分後。 もしくは返事がないまま日を越える。
高校に入るまではすぐに付いていた既読マーク。 変化から考えられることは一つしかなかった。
If
唇を尖らせて独り言を零すが、そんな自分も彼の家に行ってないことを思い返して口をつぐんだ。
「大丈夫?」「だいじょうぶだよ」で埋め尽くされた俺とないこのトーク画面。 今はこれだけが頼りだった。
すぐ近くで音がする。 反射的に顔を上げると、見覚えのある四人。
初兎
りうら
If
-hotoke-
If
悠佑
アニキの険しい眼差しが俺を捉える。
ないこのことが脳内によぎる。 もう言ってしまっていいんじゃないか。
タイムリミットは残り一年。
If
初兎
他の三人を見る。 「いいえ」と言うような表情ではない。
If
くろと
くろと
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