コメント
4件
え…えぇ゛えぇえ…? え、うそん (初コメ失礼します)
ぇ、ま、えうそ
くろと
くろと
くろと
※注意※ BL 青桃 nmmn 死ネタ 本人様とは一切関係ありません 地雷様・純オタ様は見ないことをお勧めします
くろと
ピンポーン
周囲に響いた高い音。
ないこの家の前で、そのドアが開くのを待っていた。
ないこのことを打ち明けた4人に「今日ないこのところ行ってこい」と言われたのはつい数十分前。
変に緊張して、冷静にいられなかった。
If
返事はない。
寝てはいないだろう。 そう思ってないこにメールを送った。
少ししてガチャ、と音がした。
ドアノブに手をかけたところで思いとどまった。 まだ開けちゃ駄目だ。
数分待ってドアを開けて中に入った。
数か月ぶりにないこの家に入った。
そういえば、遠慮して行ってなかったんだっけ。
If
呼んだところで電話が鳴った。 相手はないこ。
応答ボタンを押して電話に出た。
If
ないこ(通話)
If
ないこ(通話)
If
ないこ(通話)
If
If
ないこ(通話)
乾いたような、無理してるような笑い声が聞こえてきた。
If
If
ないこ(通話)
If
ないこ(通話)
数秒の沈黙。 スマホの向こうから重い空気が流れているのを感じた。
言いたいことはいっぱいあったのに、いざ話してみると言葉が出てこなかった。
ないこ(通話)
リラックスするように息を吐いた狭間に聞こえてきた声。 だからか、それほど真剣な感じは伝わらなかった。
今は3月上旬。もうすぐで2年生が終わる。
If
ないこ(通話)
If
ないこ(通話)
If
そう言うと向こう側の空気が明るくなった気がした。
ないこ(通話)
If
ないこ(通話)
If
ないこ(通話)
卒業後にしたいことを話すないこ。 その声は楽しそうで。
楽しそうな彼を見るのはすごく久々で、この時間を手放したくなかった。
ないこと話した後。
ないこのあの明るい声が頭から離れない。
If
小さく呟いた。
そして、卒業式の数か月前。
ないこはこの世を去った。
𝒯𝓇𝓊𝑒 ℰ𝓃𝒹