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片目だけでの生活も随分慣れた。

蘇枋 隼飛

あれから2年かぁ…

蘇枋 隼飛

遥くんもオレも、高校生…

この春からオレは、‪”‬風鈴高校‪”‬に入学する

風鈴高校は、街の人に‪”‬ボウフウリン‪”‬と呼ばれてる。

蘇枋 隼飛

どんな人がいるんだろう…

蘇枋 隼飛

遥くんは元気かなぁ…

そう思いながら、桜貝を見つめた。

桜 遥

俺の事故があってから、2年。

記憶はほとんど戻っている。

どうやら俺の記憶の治し方は、

本人に直接会って、少しお互いの昔話をすると、少しずつ戻ってくる。

そんな感じだ。

桜 遥

この貝、いつ見ても綺麗だよなぁ…

この貝は‪”‬桜貝‪”‬と言うらしい。

桜貝を拾った人には幸福が訪れるという。

しかし俺には、幸福など訪れない。

そう思うのは…俺の両親は去年、俺が中学2年の時に、病で亡くなった。

しかも、桜貝の片方。 片割れだけが見つからない。

やっぱり何か、忘れてる気がする。

うーん。没。

キミがオレを忘れていても。

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