TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

未定

一覧ページ

「未定」のメインビジュアル

未定

6 - 彼には負ける

♥

55

2022年01月23日

シェアするシェアする
報告する

 

トントン

いい加減に…

コネシマとシャオロンの内ゲバに大先生が巻き込まれ、一緒に説教を受けている

そうだよね…僕が早く逃げないのが悪いもんね…

いや…2人を止めれば…

でもそんな事…僕には…

 

気付けば私は表に出ていた

トントン

大先生、聞いとるんか?

大先生

おん、聞いとるで

トントン

ホンマかいな…

ホントは聞いてないけど… 怒られるの嫌だからね

ゾム

あ!大先生!

大先生

ん?どうしたん?

ゾム

あれ、説教中?

トントン

せやねん

大先生

ごめんな?後ででええ?

ゾム

おん!大先生の部屋で待っとるな!

…タバコの煙大丈夫かな…

大先生

…あれ?

トントン

あ?

大先生

あ、なんもあらへん

なんか一瞬ゾムの表情が暗くなったような…

トントン

大体なぁ…

気のせい…?

結局あれから30分以上経って説教から解放された

大先生

確か部屋でゾムが…

ガチャ

大先生

あ、おったおった

ゾム

ん、終わった?

大先生

当たり前や…途中で抜け出したりはせんわ…

ゾム

せやな

ゾム

…なぁ、大先生

大先生

ん?

どうしたんだろ…

ゾム

昔、大先生に拾ってもらった時の事覚えとる?

えっなにそれ知らない…

とりあえず話合わせるか…

大先生

おん、覚えとるで?

ゾム

あん時さ、俺S国におったやん?

大先生

おん

S国…後で調べとくか…

ゾム

でさ?俺S国に友達おってん

大先生

うん

ゾム

その友達がな?俺みたいに奴隷になっとるらしいんよ

奴隷?

奴隷なんて大分昔に法律で禁止されてた気が…

あれ、そんなのあったっけ?

でもあるはず…

ゾム

そんでな?大先生にお願いがあんねん

大先生

…なに?

ゾム

あんな?俺の友達…助けて欲しいねん

…なんで私に言うんだろ

大先生以外にも色んな人が居るのに…

大先生

…なんで僕なん?

ゾム

…大先生を信用してん

ゾム

大先生と一緒に助けたいねん

ゾム

アイツを…

私は大先生では無い

だから勝手に決めるのは良くないと思った

しかし…私の口は勝手に動いた

大先生

…ええで

ゾム

!!ほんま!?

大先生

おん、ゾムさんの友達、一緒に助けよーな

ゾム

おん!!

ゾムは凄い笑顔で部屋から出ていった

大先生

…友達…かぁ

私に友達は居たのだろうか

全く分からない

私って…

大先生

何者なんだろ…

コンコン

大先生

(びっくりした…)はーい?

ガチャ

彼は…

大先生

マンちゃんやん、どしたん?

"オスマン"

少し長めの茶髪に、ゾムとは違った綺麗な緑の瞳

服装は赤く、小さい帽子の様なものを被っている

緑色の軍服の様なものを着ている

そして彼は、私が1番警戒している人物だ

理由は単純

嘘を見抜くのが上手いからだ

今の私が本当の大先生じゃないとバレるとどうなるか私にも分からない

だから警戒しているのだ

オスマン

…1つ、聞きたいことがあんねん

大先生

…なに?

オスマン

…大先生

「お前、誰やねん」

大先生

…僕は僕やで?

オスマン

そういう事ちゃうねん

まずったな…

ここでバレるとは…

何を言えば…

僕なんて…

大先生

…僕を疑うなんて酷いな〜

オスマン

はよ答えてくれへん?

大先生

どっちにしろ僕を牢獄に連れていくつもりでしょ?

オスマン

それが?

大先生

大先生

どーせ僕は役立たずの"無能"ですよ

大先生

お好きにしなよ

これでどうにか出来ると思っていない

ただ…

大先生

(大先生の気持ち、少しでも理解してくれればな…)

オスマン

お前の目的は?

大先生

さぁ?

オスマン

名前は?

大先生

知らない

オスマン

どっから

大先生

自分の事何にも分かんないもん

大先生

教えようが無い

オスマン

なにを…

大先生

アンタなら分かるやろ?

嘘か本当か…ね

オスマン

大先生

自分の事は気にしないでくださいな

大先生

でもさ

大先生の事は…気にしてあげてね?

そう言いながら私は書類を進める

大先生

あ、ここガバってる…

オスマン

オスマン

今度、美味しいお菓子買って

ああ…そういえばオスマンは甘味が好きだっけ…

大先生

お口に合うか分かんないけどええ?

オスマン

おん、楽しみに待っとるわ

オスマンはそう言い残して部屋を出た

大先生

…バレるなんてね

大先生

ま、気にしなくていっか

どうせ私は いつかは消えなきゃだから…

ヌッシの脳内はおかしい

長くなりました

ヌッシの脳内はおかしい

すみません…

ヌッシの脳内はおかしい

オスマンさんどうぞ

オスマン

我々国幹部
郊外官

ヌッシの脳内はおかしい

はい

ヌッシの脳内はおかしい

今の主は脳死してるので多分今日はもう更新無いかも

ヌッシの脳内はおかしい

お疲れ様でした

 

バイバイ

ヌッシの脳内はおかしい

またかよ!

トントン

この作品はいかがでしたか?

55

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚