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♥️押しました~!
あなたはふと視線を感じたことはありませんか?
誰もいない部屋から
ドアの隙間から
鏡から
そして
今あなたの後ろから
ふふっ
絶対に振り向いてはいけませんよ
なぜなら……
そいつがこの世に存在していいものか分かりませんから。
ほら、そこに
紗菜
紗菜
カチッ
紗菜は電気を消した
紗菜
紗菜
紗菜
紗菜
紗菜
紗菜
紗菜
ギュムッ
紗菜
紗菜
紗菜は生暖かいものに触れた気がした
紗菜
ソッ
カチッ
紗菜
紗菜
紗菜
ススッ
紗菜
紗菜の背後から物凄い気配が感じる
紗菜
紗菜
背中から生暖かい物を感じながら紗菜は金縛りにあい、身動きが取れなくなった
紗菜
ザワザワザワザワ
紗菜
紗菜が動けないでいると耳元で何かの音がした
紗菜
紗菜は声が出せない
ね……ぇ……ねぇ…
ネェェエェエエ工エ工
紗菜
バッ!
紗菜の金縛りがとけた
紗菜
紗菜
紗菜は自分にそう聞かせた
でも、体はいうことをきかない
紗菜
紗菜
グリッ
紗菜の顔はまるで誰かに振り向かされるような感じに後ろを向いた
紗菜
紗菜
そこには誰もいない
と思いきや
紗菜
クローゼットの隙間からこちらを覗く女がいた
髪はボサボサで顔には大量の蛆虫がついている
紗菜
??
紗菜
??
紗菜
女が喋る度にその口からは大量の蛆虫が飛び出してくる
グイッ!
紗菜
女が紗菜の手を引いた
ズルズル
紗菜はクローゼットに引き込まれていった
それから紗菜の行方を知っている人はいないという
一体どこにいるのでしょう?
学生1
学生2
学生1
学生2
学生1
学生2
学生1
学生2
学生2
学生2
…ね……え…
学生2
視線がする方を振り向くと…
学生2
クローゼットの隙間とドアの隙間から女2人が覗いていた
あなたも隙間にはお気をつけください
何がいるか分かりませんから
ほら、あそこの隙間から何が………
……ね……ぇ……