僕はいじめられている.
クラスに僕の味方はいない.
そして今日も雨の中を
一人寂しく帰る.
もう真っ暗な空.
真っ暗な心.
死にたい.
俺に味方なんて
いない.
どしゃぶりの中
傘をささない女の子二人がいた
二人ともびしょ濡れ.
僕は何も考えずに
その二人に傘を差し出す.
ありがとうございます
初めて言われたように感じた.
次の日.
俺はいつものようにいじめられ
クラスにいる場所なんてない
耐えきれずに廊下に飛び出した
その瞬間.
俺の名前を呼ぶ女の子が二人.
昨日傘を貸した子だった.
俺より年上の3年生.
その二人は教室に入り
僕をいじめていた人みんなに言った.
この子の優しさを知らずにいじめるなんて最低
俺はこの言葉に
救われた.







