隙だらけの背中に羽はない 大きな傷が残っているだけ
ルビー
あって失くしちゃったんだ
と 少し前に聞いたばかり
紫霊
俺たちは一人に一色の
羽 与えられて生きている
羽 与えられて生きている
紫霊
お前の羽は何色だったんだ?
ルビー
ニコッ
笑ってあなたは答えない
紫霊
そうか…
紫霊
じゃあ俺は部屋に戻るな
ルビー
嗚呼
紫霊
俺はルビーさんに隠し事をしてる
紫霊
俺は羽を与えることができる
紫霊
そのかわり俺の羽はなくなるけど
ルビーさんにならあげていいよ
ルビーさんにならあげていいよ
紫霊
どんな色が似合うだろう?
ルビー
入るなー
紫霊
うぃ
紫霊
俺の黄金はルビーさんに似合うかな?
冗談めかし そんなこと言ったら
あなたは見たことない顔して
ルビー
あ"?今すぐ失せろ
紫霊
ビクッ
あぇ…?
あぇ…?
と言った
ルビー
…
ドンッ(ドアが閉まる音
隙だらけの背中に羽はない 大きな傷が残っているだけ
紫霊
あなたが自分で切り落としたんだと
少し前に 知ったばかり
紫霊
俺たちはなぜ一人に一色の
羽 与えられて生きているのだろう?
羽 与えられて生きているのだろう?
紫霊
羽のあるルビーさんはどんなだったのか
もう二度と浮かべたりしないな…
もう二度と浮かべたりしないな…
ルビー
俺は紫霊に隠し事をしている
ルビー
俺は昔、羽を与えることができた
ルビー
お前、紫霊を彩ってる黄金色は
本来 お前の色なんかじゃない
本来 お前の色なんかじゃない
ルビー
初めて会ったお前の羽は
ルビー
見たことないほど…
ルビー
黒い翼は不幸を呼ぶ噂……、
君はいつも同じ顔して
紫霊
「消えたい…」ポロポロ
と呟いた
ルビー
違うだろ?消えるべきはお前じゃなくて
ルビー
その漆黒の羽のほうだろ
紫霊
え、?
紫霊
、
ルビー
「記憶と引き換えに、羽の色が変わるならそうしたいと思うか?」
紫霊
…
ルビー
どんな色が似合うだろう…?
ルビー
すまん、俺に選ぶ力はない、
でも俺の黄金色はきっと君に似合うだろう、
でも俺の黄金色はきっと君に似合うだろう、
ルビー
さよなら、
ルビー
また今度、「初めて会った」ら
ルビー
素敵な羽だと笑顔で褒めてあげるぞ…
紫霊
すやぁー…
泣き疲れて眠っている君に
そっと移し変えるために
僕はとびきり大きい刃物を
ルビー
ッ…(直前になると怖いものだな)
震える手で背中にあて
羽を切り落とした
ルビー
隙だらけの背中に羽はない
大きな傷が残っているだけ
ルビー
訳あって失くしちゃったんだと
ルビー
少し前に言ったばかり…
奏音
へぇぇぇた☆
奏音
たすけてぴーや
奏音
画像加工疲れたぴーや
奏音
眠いぴーや
紫霊
は?
ルビー
は?
奏音
圧が怖いぴーや
ルビー
壊符
「破壊拳」
「破壊拳」
奏音
ひぁぁぁぁぁぁあ
奏音
すびばぜん…調子に乗りました…
紫霊
wwwwwwwwwふはwww
紫霊
ひぃ、wwwwwwwwwwww
紫霊
ゲホッゲホッ
紫霊
ふはへwww
奏音
あ゛?
紫霊
あ゛?
ぴー
紫霊
すびばぜん…
奏音
はい、すいません…
ルビー
ばいるびー
ルビーさんに喧嘩を止めてもらいました☆ そのせいでふたりとも重症です☆
紫霊
過去一いてぇぇぇぇぇ
奏音
それなぁぁぁあ?