きみだけが、

もうだめだ、連載は体力と思考を使いすぎて死にそうになる

オメガバです　珍しく純愛っぽい 書き手がオメガバ詳しくないのでまあ抜けてるところというか色々あると思いますが暖かい目で見てください 話めちゃくちゃ　2年軸　モブ出てきます

こんなことになるなら

第二の性がある世界になんて生まれなければよかった。

オレは天馬司、17歳……Ωだ。

数ヶ月ほど前にショーユニットを組み活動を始めた…のだが、

そのユニットの一員、神代類という演出家。

その男に、出会った瞬間から惚れてしまった──所謂一目惚れというやつだろう。

男が男を〜とか、それもまあ問題にはなるが、一回そういうのはどうでもいいとして

この世界は第二の性というものが存在する。先刻のオレのΩという性、そのほかにβや‪α‬という三種類の性が存在していた。

(ここの詳しい説明はめんどくさいのでオメガバースで調べてください)

とまあ、そういうわけなのだが

類は‪α‬らしい。まあ、そう言われて納得出来てしまうな

容姿端麗、頭も良く要領もいい…欠点があるとするならば、野菜を食べないところや授業を真面目に受けないところだろうか。 そのぐらい完璧人間というものだから、‪α‬だと言われても疑うことは無かった。そもそも仲間を疑うなんてこと、しないが

……ではなくて。 ここで一つ問題なのが、類はΩが嫌いらしい。 過去に色々あったらしく、Ωにいい思いがないと言うのが理由。

一目惚れしたオレはそれを聞いて絶望した。 オレは万が一のことも考えてみんなにはβと伝えていたためまだ関わることは可能だったことが幸いだろう。

そしてまたひとつ、

ため息と文句を零した。

お昼休み

こうやって何気ない話をし続けて、

食べ終わったら、時間を忘れてショーの話をしたり

予鈴が鳴って、サボろうとする類を止めたり…

そうやって、ずっと平和にやって行けるんだと思ってた

このままΩだということを隠しながら、ずっとこうしていられるのだと

でもそれは違った。

オレの不注意のせいで、始まってしまった

舞台裏

数分後

今日は一段と疲れたな…

でも、安心した。

類にオレがΩだとバレても嫌われなかったことがわかったからだろう。

けど、どのみち……

この恋心自体に悩むことは変わらなさそうだな…

とにかく明日も早い。ベッドにも入った事だしさっさと寝よう。

そのままいつも通り朝のルーティンを終え、咲希と途中の分かれ道まで一緒に登校し、自分も通学路につく

──類が、他のΩに、絡まれてる…？

オレのヒートのあれを見られたせいで、また、めんどくさいことに…

結局オレが悪いんじゃないか、結局類に迷惑をかけてしまったな

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