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美咲

皆さん御機嫌よう

裕斗

やほ

涼夜

前回は悪の王子が討たれたんだよな

氷郎

それはどうか分からねぇぞ、前回の最後に問題が出されているからな

物語の進行者

そうだけど、あんたら誰よ

裕斗

下城裕斗だ

涼夜

久明涼夜です

氷郎

伊波氷郎だ

物語の進行者

自己紹介どうも、さて、前回の問の答えは

ミスターレッド

もしも、生まれ変われるならば

ミスターレッド

お前は王子で俺は召使い、運命別れた哀れな双子、お前を守る為ならば、俺は悪にだってなってやる

物語の進行者

期待の中で彼らは産まれた。

物語の進行者

祝福をするのは教会の鐘

物語の進行者

普通に楽しく元気に遊んでいた。だけど

物語の進行者

ある日

ミスターレッド

父……さん?母……さん?

物語の進行者

彼らのお父さんとお母さんは死んだ。病死や、寿命が尽きたとかではなく……人の手によってだ

モブ執事

お前は今日から召使いだ

物語の進行者

そう言われ、彼は召使いになった

ミスターブルー

あ!兄k

ミスターレッド

よろしくお願いします。ブルー王子、今日から俺が召使いです。

ミスターブルー

……え?兄貴?何言って………嘘だよな……?

ミスターレッド

……嘘ではございません……ですが、安心してください。例え世界の全てが貴方様の敵になろうとも俺が貴方様を守りますので、貴方様はそこで笑っていてください

ミスターレッド

(弟、お前は今日から王子だ、そして、俺は召使いだ。運命別れた哀れな双子。お前を守る為ならば、俺は悪にだってなってやろう)

緑の国

ミスターレッド

んーと、買い物はこれくらいでいいかな

涼夜

んー、晩飯何にしよう

ミスターレッド

あ、財布落としましたよ

涼夜

あ、ありがとうございます。

ミスターレッド

(街で見かけた緑の子、その優しげな声と笑顔に一目で俺は友達になった。)

ミスターレッド

王子に呼ばれたが、なんの用でしょう

ミスターレッド

王子様、なんの御用でしょうか?

ミスターブルー

大臣、緑の国を滅ぼせ。

ミスターレッド

っ!?それは……

ミスターブルー

口答えする気か?

ミスターレッド

……いえ、承知致しました

ミスターレッド

(あいつが居たとこ……だけど、王子がそれを願うなら俺はそれに答えるだけ)

涼夜

どうした?こんなとこに呼び出して

ザシュ

涼夜

かはっ……お前……なんのつもりで

ミスターレッド

涼夜、すまねぇな、これも命令なもんで

涼夜

……いいよ、本当みたいだし、ったく、どこで間違えちまったのか

ミスターレッド

青の国の王女との出会いが間違いなんじゃねぇか?俺に命令してきた奴はそいつが好きだったみたいだしな

涼夜

……そうか……お互い大変なんだな、頑張れよ

ミスターレッド

(そう言って、涼夜は息絶えた)

ミスターレッド

なんで……こんなにも……涙が止まらないんだ………

ミスターレッド

(もうすぐこの国は終わるだろう。怒れる国民達の手によって、それがあいつの行いの報いだと言うのならば、俺はあえて、それに逆らおう。)

ミスターブルー

兄貴……どうしよう……

ミスターレッド

俺の服を貸してやる。これを着て直ぐに逃げろ。

ミスターブルー

でも……それだと……

ミスターレッド

大丈夫、俺達は双子だ。きっと誰にも気付かれねぇよ

ミスターレッド

(俺は王子、お前は逃亡者運命別れた哀れな双子。お前を悪だと言う人がいるのならば、俺にだって同じ血が流れているんだ)

遥輝

見つけたぞ!

遥輝

王子!覚悟しろ

ミスターレッド

……っ!この!無礼者共が!

ミスターレッド

……処刑の時間は午後の3時か

ミスターレッド

……!!誰か来た

遥輝

よぉ、調子はどうだ?

ミスターレッド

最悪だよ、ここから出せ!

遥輝

……君、王子じゃないだろ?

ミスターレッド

!?…なんの事かな、俺は正真正銘悪の王子、ミスターブルーだ

遥輝

君、これでいいのか?

ミスターレッド

なんの事だ

遥輝

お前、このまま王子の為に死んでもいいのか?

ミスターレッド

そうだな……死んでも良いが……できるならまだ生きて、弟と笑いあっていたいな

遥輝

そうか、それが聞けただけで十分だ

ミスターレッド

(例え、この世界の全ての人々が弟の敵になったとしても、俺が弟を守る。だから、お前はどこかで笑っててくれ)

ミスターレッド

あぁ、おやつの時間だ

ミスターレッド

はっ!!

ミスターブルー

爆睡してたぞ、兄貴、どんな夢を見てたんだ?

ミスターレッド

ん?あぁ、お前が王子で、俺が召使いっていう夢だ。可笑しな夢だったがな

ミスターブルー

……そうか、兄貴、先に帰っててくれ

ミスターレッド

お、おう

ミスターブルー

懐かしいな。兄貴には、迷惑ばっかかけてたな。それなのに、最後はその恩を返せなかったんだよな

遥輝

……まだ根に持ってるのかい?助けれなかったことを

ミスターブルー

あぁ、根に持っている。お前が兄貴を助けなかった事も根に持っているからな

遥輝

助けようとはしたさ

ミスターブルー

……嘘付くな、兄貴は処刑されたからお前が止めなかったんだろ

遥輝

止めようとしたさ、ちゃんと伝えた。だけど(トコトコトコ)

ガラガラ

遥輝

それを国民が信じなかった。それだけさ

ミスターブルー

信じれなかったお前にも問題はあるんじゃないのか?

遥輝

確かに、あるかもね。だけど、レッドを殺した真犯人は僕でも、国民でもなく、君だ

ミスターブルー

………え?

遥輝

君があんなに暴れなければ、まず君に怒りを向けて君を捕らえようとしなかったし、僕の言葉を国民達が信じなかったのは君の行いのせいだよ。僕達にも非はあるとはいえきっかけを作ったのは紛れもなく君自身だ。

ミスターブルー

……そう……か

遥輝

別に君を攻めるつもりはない。命は1つしかないんだ。今を大切に生きろよ。僕もあの日の事を後悔し、今を生きているからな

美咲

はい、ということで

物語の進行者

答えは王子ではなく、王子の召使い(双子の兄)で、あの時の訪問者は遥輝……赤い鎧の男剣士でした。

美咲

それじゃ、次回も

氷郎

ゆっくり

涼夜

まったり

裕斗

待っててくれよな

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