無一郎の部屋
ユメ
ん……ぅ
眩しい光を感じて 目を覚ます
ユメ
𓂃 𓈒𓏸
ユメ
(あれ、無一郎君いない)
ユメ
ふぁぁああ
ユメ
ムニャムニャ
ユメ
………ん?
ふと枕元に視線をやると おにぎりが2つお皿にのってた
ユメ
これ……
ユメ
(無一郎君が作ったのかな…)
ユメ
(おいしそぅ)
ユメ
ハム
ユメ
ん、おいし〜!!
ユメ
無一郎君の味がするー(?)
縁側
無一郎
………
ぼーーーーーーーーー𓂃 𓈒𓏸
銀子
カァー
無一郎
あ、銀子
銀子
何ダカ元気ガナイミタイ
ダケド
ダケド
銀子
ドウカシタノ?
無一郎
別に…
銀子
アノ娘ノ事?
無一郎
え
無一郎
すごいね銀子、名探偵
みたい
みたい
銀子
エッヘヘー
無一郎
(何で分かったんだろう)
無一郎
(顔にでてたのかな…)
銀子
無一郎ノ事ハ何デモ
分カルノヨ
分カルノヨ
銀子
ソノ娘ガドウカシタノ?
無一郎
ユメ……
とは今日でお別れなんだ…
とは今日でお別れなんだ…
無一郎
まだ一緒に居たかったな((ボソ
銀子
(アノ無一郎ガ人ノタメニ
落チ込ムナンテ…)
落チ込ムナンテ…)
銀子
一緒ニイレバイイジャナイ
無一郎
……無理だよ
銀子
ドウシテ?
銀子が不思議そうにこっちを 見てくる
無一郎
………
僕は、曇ってる景色の中から 光を探す様に遠くを見つめた
無一郎
御館様からの指令…だから
無一郎の部屋
ユメ
よし!
ユメ
(準備完了!!)
そこにある鏡で髪の毛を整えて いつも以上に外見に気を使った
ユメ
(笑顔…笑顔)
ユメ
((キョロキョロ
ユメ
(居ないな〜)
曲がり角
ユメ
ぅあぶっ
誰かとぶつかった
無一郎
ぁ
ユメ
(((パァ
ユメ
無一郎君!
無一郎
ちょうど
呼びに行こうとしてた
呼びに行こうとしてた
無一郎
ちゃんと起きれたんだ
ユメ
なっ
ユメ
そんな…に子供じゃないもん!
無一郎
ふふ
ユメ
(もぉ……)
ユメ
あ、おにぎり美味しかった!
無一郎
そう
ユメ
無一郎君が作ってくれた
んだよね
んだよね
無一郎
うん
無一郎
初めてだったから
ちょっと失敗しちゃった
ちょっと失敗しちゃった
ユメ
ん?
さっき食べ終わった おにぎりを思い返す
ユメ
(形よし)
ユメ
(味よし)
ユメ
(偏りなし)
ユメ
…えとー
ユメ
そんな事は無いと思いますよ?
無一郎君が歩き出す
着いて行く
訓練所
無一郎
じゃ、最後の稽古ね
そう言って無一郎君が 渡してきたのは真剣
そして彼自身も真剣を持っていた
ユメ
………………………
ユメ
(最後なんて悲しい事
言わないでよ…)
言わないでよ…)
私は真剣の奥にいる自分を 見つめながら
言葉にしちゃいそうな気持ちを 悟られないように冗談を言ってみる
ユメ
……間違えて殺しちゃう
無一郎
僕は舐められてるの?
静かに微笑む
ユメ
さぁどっからでも来ーい.ᐟ.ᐟ
大丈夫
また会えるよね
数時間後
無一郎
最初と比べたら
かなり良くなったね
かなり良くなったね
無一郎
気配も上手く消せてるよ
ユメ
ふふ
ユメ
無一郎君のお陰だね!!
無一郎
ユメが頑張ったからだよ
銀子
カァーー
無一郎
!
ユメ
!?
銀子
無一郎!御館様ガオ呼ビヨ
無一郎
……分かった
ユメ
…行っちゃうの?
無一郎
うん
ユメ
…やだ
無一郎
え
ユメ
御館様が誰だか知らないけど
ユメ
今日で最後なんだから
私を優先してよ!
私を優先してよ!
ユメ
(は、何言ってんの?)
ユメ
(彼氏でもないのに、、)
無一郎
ごめん、行かないと
銀子
…………
ユメ
私を優先してくれないの?
無一郎
………
ユメ
無一郎君、
ユメ
キライ
ユメ
(違う、嫌いじゃない)
ユメ
(好き、大好き)
無一郎
……………
ユメ
もう早く行けばいいじゃん
ユメ
(ダメ、無一郎君を困らせ
ないで)
ないで)
無一郎
ユメ、、好きだよ
ユメ
!?
無一郎君の気配が消えた
ユメ
待っ、無一郎君!!
ユメ
っ、、






