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*夕方…。*

五条悟

あ"~…、やっと帰れた…。だけど10時から爺との会談があるのヤダなぁ…。

五条悟

ちょっと休憩しよー。

*五条はコーヒーと菓子を用意し、 休息を取り始めた。*

五条悟

やっぱコーヒーは砂糖5個入れないとね~♥️それじゃあ、いっただきm~…。

ピリリッ… ピリリッ…

*五条のスマホの画面を見ると、 補助監督の伊地知からだった。*

五条悟

はーい、無視無視。僕の癒しタイムを邪魔されてたまるもんですか。

ピリリッ… ピリリッ…

五条悟

っ…。

五条悟

はーい、これから砂糖5個入りのコーヒーと喜久福で優雅な休息を取ろうとしたGTGの五条悟でーす。

伊地知潔高

不機嫌さが電話越しで分かりますよ、五条さん。

五条悟

だって、癒しタイムを邪魔されて不機嫌にならない人なんているわけではないじゃんー!

伊地知潔高

そんなことより、緊急事態です!すぐに応援に来て下さい!!

五条悟

えー、やだよー。他の奴に行かせろよー。

伊地知潔高

相手は特級の疑いがあります!五条さんしか頼めないんですよ!

五条悟

…ハァー、分かったよ。んで、誰の任務なの?場所は??

伊地知潔高

それが、担当が宇佐美さんと神楽坂さんで…。

五条悟

百合がなんだって!?

*気づいた時には五条は部屋から飛び出し、神楽坂の任務先に向かっていた。*

五条悟

(百合…!)

五条悟

伊地知!

伊地知潔高

五条さん!すみません、休憩中に…。

*五条は現場を見ると、 険しい表情を浮かべた。*

五条悟

こんなところに最弱の1級呪術師と女の子を派遣したの?

伊地知潔高

はい。上からの指示で…。情報によりますと、準1級相当の呪物の筈だったのですが…。

五条悟

っ…!

*五条は無我夢中で走り出し、 廃病院の中に入って行った。*

伊地知潔高

あっ!五条さん…!

五条悟

っ!宇佐美さん!

宇佐美

おや、五条ではないか。

五条悟

百合は!百合はどうしたんですか!?

宇佐美

さぁね。霊安室に行ったきり、帰ってこないんだよね。

五条悟

はぁ!?なんでそこに向かって百合を助けなかったんですか!?アンタそれでも1級呪術師なのか!?

宇佐美

仕方ないじゃないか。私は1級呪術師でも、君みたいな強さは持っていないんだよ?w

五条悟

くっ…!

*五条は宇佐美を後にし、神楽坂の いる霊安室に向かった。*

五条悟

はぁ、はぁ…!(お願い、無事でいて…!)

五条悟

っ!(この部屋だけ、異様に禍々しい呪力を感じる…!まさかこの中に…!!)

バンッ!))

五条悟

百合!(なんだ、ここは…。生得領域か…?)

*五条は生得領域内を探し回ると、特級呪霊に組み敷かれる神楽坂を発見した。*

五条悟

百合…!って…。

*五条が目にしたのは、服の胸元は晒され、胸を覆う下着もずらされていた神楽坂の姿だった。*

*それをいいことに、特級呪霊は神楽坂の胸に手や長い舌を這わせていた。神楽坂は気絶しているのか微動だにしなかった。*

五条悟

はぁああ"!?(ふざけんなっ!百合に何してんだよ、あの変態呪霊!!)

特級呪霊

ハァ、ハァ…。

*五条は怒りのままに、神楽坂の上に覆い被さっていた呪霊を蹴り飛ばした。*

特級呪霊

ガハッ!?

五条悟

おい、覚悟はできているか?💢

*五条は壁に押し付けて、 術式で跡形もなく消し去った。*

特級呪霊

ア"ァァァ~…。

五条悟

次同じ事をやってみろ。地獄の底までオマエを追ってやるからな。

*特級呪霊を祓ったと同時に、五条の足元に何かが落ちてきた。*

五条悟

これは、指…?それも凄い呪力。特級呪物か…?

五条悟

そんなことより、百合…!

*五条は指を拾い、ぐったりと 横たわる神楽坂に視線を送る。*

神楽坂百合

……。

五条悟

っ...///!ハァ~…、無防備過ぎだっつーの…///

*五条は自身のジャケットで神楽坂の 身体を覆い隠し、廃病院を出た。*

温かい、ここは天国かな…?

???

オマエは温かいな、…ユリ。

アレ?この感じ、私この人に 抱き締められている…?

???

オマエの匂いは落ち着く。何時までもこうしていたいな。

私そんなにいい匂いしてたっけ…? なんか恥ずかしいな…///

???

オマエは俺の唯一無二の存在だ。永遠に俺と共にいよう。

甘美な響きの声にどうしようもなく惹かれるその温もり。忘れちゃいけない、忘れてはいけない筈なのに…。思い出せない…。なんで、どうして…?

神楽坂百合

っ...!ここは、医務室…?

神楽坂百合

(確か私、特級呪霊に押し倒されて、それで…。)

神楽坂百合

(服をずらされてた気がするけど、何ともない…。なんで…?)

家入硝子

気が付いたか、百合。

神楽坂百合

硝子さん…!あの、私…。

家入硝子

五条から聞いた。特級呪霊に襲われたそうじゃないか。背中の打撲と首の内出血で済まされたのが奇跡だよ。

神楽坂百合

え、五条さんが…?

家入硝子

ああ。自分の任務後に、百合の任務の所に直行したんだ。

神楽坂百合

そうだったんですか…。あの、特級呪霊は…?

家入硝子

五条が秒で祓った。目的の呪物の回収も成功したし、もう大丈夫だよ。

神楽坂百合

そうですか…。あの、五条さんは…?

家入硝子

五条はもう別の任務に行ったよ。起きて歩けるようになったら、自室に戻っていいぞ。

神楽坂百合

はい、ありがとうございました…。

*家入は医務室を後にした。*

今日のお話はここまでです!

いいね♥️とコメント💬沢山待ってます~!

神楽坂百合

次回「どうして」!!次のお話もお楽しみに!

ちなみに百合ちゃんはコーヒーを飲む時砂糖何個入れるの?

神楽坂百合

大体1個だね。コーヒーはちょっと苦い方が美味しいし。だけど、なんで?

いや~、五条先生砂糖5個入れてたからちょっと気になった。

神楽坂百合

マジ…?

最強の貴方となら

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