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ーある日・公園ー
タツキ
そう言えば、幽霊ってお腹空かないの？
ユミ
ううん、空くよ。だから、仏壇に置いてあるお饅頭とかお菓子食べたりするの♪
ハルト
幽霊も何かしら食べられるんだな。
ユミ
(*´-`)ｳﾝ
タツキ
へぇ～。
ユミ
……なんかさ。
タツキ
ん？
ユミ
周りに見えないのって……やっぱり寂しいね。
ハルト
……。
ユミ
見えるのが、当たり前じゃないって事は分かってる。
ユミ
だけど、2人と話せるからこそ、寂しく感じるんだな……って。
タツキ
……。
ハルト
……そうだな。
ユミ
……だけど、私は精一杯楽しむよ！
ユミ
だって、“最後のチャンス”なんだもん！
ユミ
アイスもお菓子もいっぱい食べて、遊園地で死ぬ程アトラクション乗って、それから、それからね……！
タツキ
落ち着けよ(-∀-`; )
ハルト
www
ユミ
……いっぱい楽しんで、ゆっくりあっちに行くよ。
タツキ
……そうだな。
ハルト
楽しい思い出、いっぱい作らないとな！
ユミ
うんｯ！！
タツキ
( *´﹀`* )ﾌﾌﾌ
ー夕方ー
ユミ
じゃあ、そろそろ帰るね！
タツキ
うん。気を付けて。
ハルト
じゃあな～👋
ユミ
じゃあね(*´˘`*)
ユミ
ﾄｺﾄｺ……
ハルト
……いつまで持つかだな。
タツキ
……え？
ハルト
俺の方でも、色々調べてんだよ。
ハルト
ユミみたいな状態になるのは、珍しいんだ。
ハルト
……珍しいから、いつ、何が起こるのかハッキリしてないんだよ。
ハルト
もしかしたら、1年なんて持たないかもしれない。
タツキ
……どういう事だよ？
タツキ
お前はユミに、どんな気持ちで接してんだよ？
ハルト
……別に……。
タツキ
……不安ともなんとも思わないのかよ？
ハルト
俺だって……！！……不安なんだよ……。
ハルト
だから調べたりしてるんだよ。……だけど、全てがハッキリしないんだ。
タツキ
……。
ハルト
……もう帰るわ。また明日な。
タツキ
……うん……。
ハルト
ﾄｺﾄｺ……
タツキ
……はぁ……。
タツキ
（1番焦ってるの……俺なんだよな。）
タツキ
（……明日、ちゃんと謝らないとな……。）
ﾄｺﾄｺ……
ユミ
……。
ユミ
（私も……いつか消えちゃうんだよね……。）
ユミ
（タツキ達とも……話せなくなる日が……。）
ユミ
……怖いなぁ(((ﾎﾞｿ
ﾄｺﾄｺ……
続
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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