テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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好きだから... 24話

第1話 - 好きだから... 24話

101

2020年03月11日

#先生と生徒

#塾の先生

#禁断の恋

ソルト

前回までのあらすじやっと単願で高校の受験を受けられることが決まったしより。そして、なぜかしら半沢先生にドキドキしてるしよりでした。

青藍しより

今日が受験かー

青藍しより

[あんまり寝れなかったな]

青藍しより

緊張しすぎか

青藍しより

もしかしたら栗崎先生に会えるかもしれないんだから！

筆記試験終了

青藍しより

[ここから、お昼であと面接か〜]

青藍しより

[お昼を無言で食べるのって辛いな]

〜面接〜

青藍しより

[体験入学の時の先生じゃありませんよーに]

青藍しより

[あのメガネで意外と顔整った人だったけど、なんか無理だわ]

しよりは、教室にいて生徒に呼ばれ体育館に入った。

青藍しより

[げ、あの人いるじゃん]

青藍しより

[どうかあの列じゃありませんよーに]

生徒

えっと、じゃあこの列に座って下さい。

青藍しより

[マジかーーーー]

青藍しより

あ、はい

青藍しより

[なんでよりによってこの人なのよ]

青藍しより

[あーもう今日ついてないのか？]

青藍しより

[早く終わらせたい]

しよりの番が近づいてきた

青藍しより

お願いします

作間先生

お願いします

作間先生

じゃあ、志望動機はなんですか？

青藍しより

はい。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーだからです

作間先生

はい。じゃあ、中学校3年間で得たことはなんですか？

青藍しより

3年間、バスケ部をやってきて、上手くいかなかったこともあるけど、仲間との絆が深まったことです。

作間先生

あれだよね？ここのバスケ部の体験入部きたよね？

作間先生

名前覚えてる

青藍しより

はい！

青藍しより

[あれ？なんで知ってんだろ]

青藍しより

[この人と会ったのは体験入部の時だったけど、他に会ったっけ？]

作間先生

じゃあ、苦手な教科は？

青藍しより

[数学だけど、この先生数学の先生っぽいんだよなー笑笑]

青藍しより

[でも、ホントのこと言お]

青藍しより

数学です笑笑

作間先生

そうですかー笑笑

青藍しより

[多分当たったな]

作間先生

最後に、高校で頑張りたいことはなんですか？

青藍しより

、、、、、

作間先生

別に勉強の事じゃなくてもいいよ笑

青藍しより

あ、笑笑

青藍しより

勉強の事でもいいですか？

作間先生

うん笑笑

青藍しより

高校で、英検と漢検の準2級を獲得したいです。

作間先生

英検と漢検か

作間先生

はい！じゃあ、これで面接は終わりです。ありがとうございました。

青藍しより

ありがとうございました！

面接終了

青藍しより

[思ったよりも、楽しかったかも]

青藍しより

[あんな面接だったけど、落とされませんよーに]

数日が経った。しよりは、友達の姉がしよりの行く高校の卒業生だから、あの先生がなんの先生か聞くことにした。

〜学校〜

青藍しより

ねね、まゆ

青藍しより

作間先生って知ってる？

まゆ

知らない、けど

まゆ

お姉ちゃんに聞いてみれば分かるかも

青藍しより

忘れないでよね笑笑

まゆ

忘れないよ笑笑

〜次の日〜

まゆ

青ちゃん！

青藍しより

分かった？笑笑

まゆ

作間先生だっけ？

青藍しより

うん！

まゆ

作間先生は、数学の教師で、野球部の顧問だって

青藍しより

え、マジで！？

青藍しより

[野球部の顧問って]

青藍しより

[お兄ちゃんの対戦相手で負けた高校じゃん]

しよりには兄がいる。その兄は、野球をやっている。その影響でしよりも野球をやっていた時期があった。で、それでお兄ちゃんの対戦相手が作間先生の学校で兄が勝ったから、作間先生の学校は負けた。

まゆ

どうかした？笑笑

青藍しより

いや、なんでもない笑笑

青藍しより

ありがとね笑笑

青藍しより

[意外と共通点？的なのあるじゃん]

青藍しより

[なーにバカなこといってんだか]

〜高校の合格発表の日〜

青藍しより

やばい、緊張する

青藍しより

ポストの中に入ってんじゃーん笑笑

青藍しより

見よー

青藍しより

良かったーーーー😭

青藍しより

合格だー

青藍しより

[これでやっと先生に会えるよ😭]

しよりは塾に行った。

青藍しより

先生ー受かった！

塾長

おぉー！おめでとう！

青藍しより

ありがとうございます！

青藍しより

[ホントここまで頑張ってきて良かった！]

２日後

青藍しより

[今日も塾かー]

青藍しより

[まぁ、今日は半沢先生いるからいっか笑笑]

青藍しより

こんにちはー

塾長

こんにちはー

塾長

はやいね

青藍しより

はい笑笑

半沢先生

おー青藍さん！

半沢先生

おめでとう！

青藍しより

ありがとうございます！

青藍しより

[なんかこーやって、みんなからおめでとうって言われるの嬉しいな]

1週間後、、、

ネットを見ていたしよりは、栗崎先生を探した。テニスやってて雑誌にも載ったことあるって言ってたのを思い出したのだった。

青藍しより

[なんで、ストーカーみたくなるんだろー笑笑]

青藍しより

[でも、きになるんだよな]

青藍しより

[って、え！？]

青藍しより

[え、待って、マジでいた！]

しよりは色々見ていた。

青藍しより

[待って、、、うそでしょ、、]

しよりは言葉を無くした。

そこには、バスの中で栗崎先生の肩に顔をのっけて寝てる女性がいた。栗崎先生も寝ていた。

青藍しより

[彼女、いるんじゃんか、笑笑]

青藍しより

[なんか笑えてきちゃった]

青藍しより

[はぁー、これ彼女だよね絶対]

青藍しより

[先輩は女っ気ないとか言ってたけど大人ってわからないな]

青藍しより

[こーゆーところが大人の嫌いなところ]

青藍しより

[これから私はどうするんだろ？この気持ちが変わるのかな？変わったとしても高校で会って、また好きになると思う。]

青藍しより

[会った瞬間に好きってなると思う。でも、彼女いるんだよ？大人の女性。勝とうなんて思わないし、横取りしよーなんてあるはずがない。]

しよりはため息をついた。

青藍しより

私が好きだったのは、彼女持ちの先生かー、はぁー、バカみたい

青藍しより

1人ではしゃいで笑笑

次の週になった。

青藍しより

[はぁー、勉強に集中できない！]

青藍しより

[期末テスト近いのにー]

青藍しより

[栗崎先生のせいだ]

青藍しより

[あーもー超ムカつく！]

半沢先生がきた。

青藍しより

どうしたんですか？

青藍しより

そんな動いて。

半沢先生

いやー、生徒が来ないんだよね

半沢先生

だから、暇なんだよ笑

青藍しより

確かに暇そー

半沢先生

何やってたの？

青藍しより

高校の課題

半沢先生

見してー

半沢先生

へぇーこんなんやってんだー

青藍しより

うん笑笑

塾長

半沢先生〜

半沢先生

はーい

半沢先生

青藍さんありがとね

青藍しより

うん！

しよりは、塾長と半沢先生の話を聞いていた。生徒は来ないそうだ。

塾長

だから、青藍さんのことお願いしていいかな？

半沢先生

はい。分かりました！

青藍しより

[って、え！？うち！？]

青藍しより

[聞き間違えじゃないよね？]

半沢先生

青藍さんー

半沢先生

来ないから、青藍さんを見ることになった笑笑

青藍しより

あーはい。笑笑

青藍しより

[ガチか、2人きりだぞ笑笑]

青藍しより

[いやいや、何考えてるんだ。]

青藍しより

[あ、そーいえば半沢先生もうすぐで辞めちゃうって聞いたな]

半沢先生

はい！じゃあ何やる？

青藍しより

なんでもいいですよー

半沢先生

じゃあさ、社会やろうよ

青藍しより

うん！

半沢先生

さっきの課題見して

半沢先生

社会の公民やろ

青藍しより

はい！

青藍しより

[分からないよー笑笑]

青藍しより

先生分かりません

半沢先生

どこー？

青藍しより

[いや、近い近い笑笑]

半沢先生

じゃあ、説明するよ

しよりは、栗崎先生よりも半沢先生の方がいいかもと思った。でも、もうすぐ辞める。そんなことを考えていた。

青藍しより

[半沢先生の匂いって好きなんだよな。分からないけど笑笑]

半沢先生

なに？どうしたの？

青藍しより

分かりません笑笑

半沢先生

嘘でしょー笑笑

青藍しより

笑笑

半沢先生が辞める前日

青藍しより

これ、コピーしてもらっていいですか？

半沢先生

おぉー分かった

半沢先生

でも、ごめん数学だけでいい？

青藍しより

いいですよー笑笑

半沢先生

青藍さんってさ、3月1日くるの？

青藍しより

あー、、、ちょっと用事があって

半沢先生

俺もさ、行くから。来てよ。プレゼントあるから笑

青藍しより

マジすか笑笑

青藍しより

[半沢先生が行くんだったら私行ったのにー😭]

次の日、

青藍しより

[塾に半沢先生がいるのも最後か]

青藍しより

[帰ろっかな]

青藍しより

[お、先生も帰るところじゃん笑笑]

青藍しより

半沢先生、本業に専念するんでしょ？

半沢先生

あー

塾長

ちがうよ、歌舞伎町でホストやるんだよ笑笑

半沢先生

やめてくださいよー笑

青藍しより

うわー、女をえさにして笑笑

半沢先生

笑笑

青藍しより

じゃあ、さようなら

半沢先生

あ、俺も帰ります。さようなら

塾長

さよならー

半沢先生

じゃあ、青藍さんじゃあね

青藍しより

先生！あのー、LINE交換ってできませんか？

半沢先生

ごめんねー。塾的に無理なんだよね。あ、でもね、青藍さんが5年後？7年後か、に会えるよ

青藍しより

え？意味がわからん笑笑

半沢先生

俺ね、ここで働いてるんだ

半沢先生が見せてくれたのは、人材業界の仕事のボールペンだった。

青藍しより

そうゆうことね。

半沢先生

だから、青藍さんがくれば会えるかもしれない。

青藍しより

分かりました！

半沢先生

じゃあ、元気でね

青藍しより

はい！ホントにありがとうございました！

半沢先生

ありがとう！

半沢先生は帰って言った。その背中を見ながら、なんだか泣けてきた。

青藍しより

なんで泣いてんだろ。

青藍しより

なんだろ？このドキドキは

青藍しより

[いや、いまお別れなのに、今好きになってどうするんだよ笑、なんでーホントムカつくー]

しよりは帰りながら号泣した。3年前と一緒。少し違うけど。

〜次回〜居なくなってからす好きになってしまっしより。この先どうなるのか！？半沢先生に会えるのは7年後、、そして、高校に行けば栗崎先生。なんと！？ネットを見たら、、次回お楽しみに！

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