ロゼ
ロゼ
💜
💜
🧡
🧡
🧡
🧡
💜
先輩なら頷いてくれると思った
仕方ないと、
肯定してくれると思った
優しいこの人なら
だけどいつだって先輩は正しい人だ
そんな人から揺るぎない事実を突きつけてくる
💜
人殺しだよ
人殺し。
誰よりも信頼できる先輩の言葉が脳に浸透していく
🧡
💜
🧡
💜
🧡
💜
🧡
💜
🧡
💜
🧡
💜
🧡
💜
💜
🧡
💜
🧡
いつだって先輩は俺の希望だった
だから俺は気づかなかった
その微笑みが、いつもとは違う歪みを生じていることに…
💜
🧡
💙
🧡
💜
💜
♥️
♥️
🧡
♥️
🧡
♥️
♥️
「「悪かった」」
🧡
♥️
💜
💜
頼れる先輩。
人の痛みをわかってくれる人。
♥️くんはそう言った そして今の💜先輩を見ているとその言葉が嘘ではないように思える
しかし…
「楽しんでいる」という言葉も本当だと思えた。
💜
♥️
💜
💜
💙
正直僕は反対だ
だけど♥️くんは大丈夫だと言うように微笑んだ
💙
💜
💜
🧡
💜
💜
ここで了承していいものか
🧡
💙
2人がいなくなって数秒後🧡くんが僕に話しかけてきた
🧡
💙
🧡
💙
💙
🧡
🧡
💙
💙
🧡
💙
🧡
🧡
💙
🧡
💙
🧡
そういった🧡くんに少し寒気がして思わず彼をまじまじと見てしまう
邪気が1つも感じられない目。 純粋で、そこに疑問という不純物は一切ない
どうしてだろう。
それほど信頼関係を築ける存在がいることはいい事なのにどうしてか🧡くんのその純粋な目が不気味に見えて仕方がない
💙
🧡
🧡
🧡
🧡
💙
🧡
🧡
口調は軽いが、その表情は普段明るい彼にしてはどこか影があった
🧡
🧡
🧡
🧡
💙
🧡
💙
🧡
人の痛みに気づいてくれる優しい人だよ
♥️くんもそう言っていた先輩が多くの人を助けたのはきっと本当なんだろう…
でも余計にわからなくなる
どっちが本当の先輩なんだろう
🧡
僕は驚いた
成長した🧡くんではなくそこにあった🧡くんの顔は単純な明るい顔ではなく複雑そうな困ったような顔をしていることに…
🧡
💙
🧡
🧡
🧡
その言葉は誤魔化しようもなく落ち込んでいた
まだ僕を身代わりにしたことを気にしているのかな
💙
🧡
🧡
💙
そんなに冷たい奴に見えるかな
だけどね🧡くんの答えは僕の全く予想していないものだった
俺が殺した相手
いつものテンションで答えられ一瞬理解が遅れた
彼は捻った足をどこか必死で見つめていた
💙
🧡
🧡
いつもと変わらないように見える
でもどこか歪でぎこちない
💙
🧡くんの笑顔が固くなる
徐々に上がっていた口角が下がり表情が引きつってく
🧡くんの視線はもう僕のことを見ていなかった
🧡
💙
パンッ!
聞きなれた銃声が上の階から聞こえてきた