誰か、助けてください
カッシー
僕は今、家の地下に居る
何でこんなところにいるかって?
それは__
バナオ
バッチ
バッチ
カッシー
カッシー
バナオ
バッチ
バナオ
バッチ
バッチ
バナオ
バナオ
バッチ
カッシー
二人:いい子にしててね♡
ガチャ
カッシー
二人が出ていった後の地下。
空っぽで、何もない。
ふと、自分の体を見た。
シャツから見える痣だらけの腕。
肩にはたくさんの噛み痕。
鎖で繋がれた足。ボロボロの鎖。
虫生に悲しくなってきた。
今は、誰も味方がいない。
カッシー
カッシー
カッシー
カッシー
二人と言うのは、バッチとバナオ君のことだ。
二人は、僕の彼氏。
一年前、両方から告白されて付き合った。
最初はずっと優しかった。
でも、三ヶ月前から様子がおかしかった。
そしてその日から一週間後
僕は、かれこれ二週間は監禁されている。
二人は、"ヤンデレ"になってしまった。
カッシー
足に付いた鎖がジャラリと音をたてる。
カッシー
思いっきり足を引っ張った。すると
ガシャン!
鎖が取れた。
カッシー
カッシー
カッシー
高い位置につけられた窓を見上げる
カッシー
僕が見たのは、僕の服が入っている棚。
あれを動かせば、ギリギリ届くかもしれない。
カッシー
やっとのことで窓の下まで動かした。
そして、一気に登る。
無事、窓に届いた。
それに、窓は開いている。
カッシー
そういった瞬間、
ガチャ
上から何かおとがした。
∧ いや~重たいな
∧ だね~、カッシー君はちゃんとまってるかな?
カッシー
思いっきり窓を開ける。
とんでもない速さで窓の外に出た。
ガチャリ
地下室の扉があくおとがした。
外に出た。
僕が出てきたのは、ガッチリと道だった。
カッシー
そう言って後ろを振り返った。
だが、出口はどこにも見当たらない。
でも、壁色が少し違う気がした。
そういうことか、と思う。
壁色がほんの少しだけ違う出口にして
人から見られないようにカモフラージュしていたんだ。
カッシー
カッシー
カッシー
カッシー
カッシー
カッシー
なんだか、とても寂しく思えてきた。
すると、
?
カッシー
?
?
カッシー
?
?
?
その子は、僕と同じ高校の制服を着ていた。
?
?
カッシー
?
カッシー
カッシー
?
?
すみませんここできります
そんではさよなら!
コメント
9件
歪んだ愛って奴ね…怖…ヤンデレは正直怖いと思ってしまうwまぁ俺は“ヤンデレ”だけどね、