ちぐさ
……
嘘、ついちゃったな
本当はすっごく怖いのに
体の中が全部出そうなくらい、怖いのに
俺がしくじったらみんなが、世界が危ないんでしょ?
責任重大すぎるって
早く戦うぞ
動きたくてしょうがないのだ
わかったよ、出てきて
クライン
フゥ、出すのが遅いぞ
ちぐさ
ごめんね
ちぐさ
ちょっと戦う前に聞きたいんだけど
クライン
なんだ?
ちぐさ
なんで、デーモンになったの?
ちぐさ
元々、人間だったの?
クライン
……
クライン
あまりその辺には触れたくなかったが
ちぐさ
クラインの過去を教えて欲しい
クライン
……いいだろう教えてやる
我が生きていたのは平安時代だ
我は平氏の武士として生きていた
相当強くてな
その強さが、今にも残ってると
まぁ、そういうことだ
我の昔の名前、それは
平知盛
誰それ?
平清盛は知っておろう?
うん
そいつの4男だ
一ノ谷の戦いで我は活躍した
平知盛
そっちだ!いけ!
何回も言うがすっごく強かったんだ
平知盛
そこを潰せ!
平知盛
火を放て!
平知盛
源氏に負けるな!
頭も良くてな
だが
平知盛
クッ、負け、た?
壇ノ浦の戦いで負けてしまった
だから
平知盛
見るべき程は事を見つ
といって碇を体に巻き付け海に飛び込んだんだ
ちぐさ
そうだったんだ
クライン
あぁ
クライン
全く関係の無い見た目だがな
ちぐさ
確かに
クライン
我は、俺は、悔しかった
クライン
壇ノ浦の戦いで負けたのが、悔しかったんだ
クライン
もっと俺が強かったら、父が生きていた時に、源氏に勝てたかもしれない
クライン
源頼朝たちの首を取ってきてやれたかもしれなかった
クライン
俺は、強さを求めたんだ
クライン
そうしたら
平知盛
父の笑った顔が見られたかもしれない
ちぐさ
ッッッ…
クライン
そんな後悔をしていたら
クライン
神様が強くなるチャンスをくれた
クライン
デーモンになるっていうな
ちぐさ
そういう過去が…
ちぐさ
テクテク
(クラインの方へ歩いていく
(クラインの方へ歩いていく
クライン
なんだッ?来るでないッ!
ちぐさ
ギュー
(クラインをギューする
(クラインをギューする
クライン
なんの真似だッ!
クライン
やめろッ、よせッ!
クライン
グサッ
(ちぐの腹にナイフを刺す
(ちぐの腹にナイフを刺す
ちぐさ
コフッ(吐血
ちぐさ
いろいろ、辛かった、んだね
ちぐさ
お父さん思いで、優しいんだ
ニコッ
ニコッ
クライン
何をするッ!
クライン
やめろッ!
クライン
そんなことされたって俺はッ!
クライン
俺の気持ちはッ!
ちぐさ
ヨシヨシ
(クラインの頭を撫でる
(クラインの頭を撫でる
クライン
ッッッ……
クライン
やめ、ろッ
クライン
泣いちゃうだろッ…
クライン
ポロポロ
ちぐさ
可愛い1面も、ある、んだね?
クライン
フン、五月蝿いッ!ポロポロ
ちぐさ
なんで、世界征服、しよ、うと、してた、の?
クライン
まずはこっちこい
ちぐさ
ん?
クライン
ヒール
傷が治る
ちぐさ
フフフ、ありがと!ニコッ
クライン
血は回復せん、ゆっくりしとけ
クライン
俺は、父が源氏を倒すのは、世界を獲る第1歩だと思ってたんだ
クライン
父は、世界を獲ろうとしてたんだと思った
クライン
だから父の代わりに成し遂げようと思ったんだ
ちぐさ
やっぱりお父さんを思ってかぁ
ちぐさ
でも…
ちぐさ
お父さんはさ、クラインが幸せになるのを望んでたんじゃないのかな?
クライン
はッ?
クライン
父は自分の為にッ
ちぐさ
でも親は親でしょ?
ちぐさ
クラインのこと、いや、ちがうね
ちぐさ
知盛のこと、気にかけてなかった?
クライン
いや、気にしてくれてた
ちぐさ
じゃあ知盛のこと、大切に思ってたんじゃないかな
ちぐさ
大切に思ってるんなら、幸せになって欲しいと思ってたと思う
クライン
そう、なのか?
ちぐさ
うん
クライン
ッポロポロ だといいなッ
平清盛
そうだぞ
平知盛
ッ、父さんッ?
平清盛
俺は、お前に幸せになって欲しい
平知盛
世界征服はッ?
平清盛
もういいんだ、好きに生きろ
平知盛
ッうん!
ちぐさ
自由にしていいよ
平清盛
お前は、いい主人を持ったな
平知盛
ッはい、父さん!
クライン
俺は、お前について行くよ
ちぐさ
え?
クライン
我を、いや俺をッ!
クライン
ここまで改心させた
クライン
させてくれたお前だから
クライン
俺はついて行きたい
ちぐさ
ッ、よろしくね!
そら
次回、最終回!
そら
今日も見てくれてありがとう!
そら
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そら
それじゃの!






